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2008年3月18日 (火)

ARIA12巻を購入。変わる事によって成長するのです。

ARIA(12) (BLADE COMICS)

著者:天野こずえ

ARIA(12) (BLADE COMICS)

11巻のラストでは後輩ちゃんがプリマに飛び級昇格。

そこまではブレイドの連載でも見ていたものの、
12巻収録分以降は全く見てなかったので、
後輩ちゃんが旅立った後の灯里と藍華の2人が
果たしてどう成長していくのかワクワクしていたのですが、

あまりにも予想外すぎました

Navigation 56 生き人形

灯里が1人の人形師に出会うお話。
「喜び」と「悲しみ」を表す2つの人形を見ることで、
変化について考えさせられるものがありました。

思えばここが最後への伏線となっていたのかも?
と、読み返してから頷けるお話でした。

Navigation 57  薔薇の名前

アリスのプリマ昇格を受けての晃と藍華、姫屋の2人のお話。
先を越された悔しさはもちろんあるのでしょうが、
藍華はそれをバネにして今まで以上にやる気を見せており、
その様子を見た晃が藍華にプリマ昇格試験を受けさせようと
決断したところでお話は終わり。

出来れば試験の様子も見たかったところですが、
晃の事だから、試験中も沈黙を保ち続けて緊張を持続させ、
ゴールしたらしっかり褒めて合格って感じにしたのじゃないかな?
という妄想を勝手に抱いてみました。

Special Navigation  三人娘

一人だけプリマになったアリスが孤独を感じるお話。
これまで毎日のように合同練習をしていた灯里や藍華と
なかなか会える機会を失っていたのですが、
ある日、仕事を終えたアリスの部屋にはいつもの2人が…

近くに居れば会うことは些細なキッカケでも出来るもの
と言うことを教えていただいたお話でした。

Navigation 58  遥かなる蒼

アリスに続き藍華もプリマになり、残る1人となった灯里。
そんな灯里を見て少し寂しげなアリシアさんは
ついに灯里にもプリマ昇格試験を行う決意をしたのですが、
それ以外にもある決意があったのはまた先のお話。

これまで藍華、アリスと3人で培ってきた合同練習の成果を
存分に発揮した灯里は狭い水路も難なくこなして見事合格。
晴れてプリマとなり「遥かなる蒼(アクアマリン)」という称号を
得たのですが、どうにもこの辺の描写がアッサリ過ぎるというか…

アリスの飛び級昇格があまりにもインパクトがありすぎたせいで
ARIAにしては、やや感動に欠けてしまう場面ではありました。

Navigation 59  未来

見事にプリマ昇格を果たした灯里。
当初からの目標を果たして嬉しいはず。
なのにどこか心の奥底で感じてしまう違和感。

そんな灯里の前で打ち明けられたアリシアさん自らの引退報告。
これによりARIAカンパニーは今後、
灯里一人で切り盛りしていくことになってしまったのですが、
その点は何とかこなせそうな様子。

けれども、これまでアリシアさんと一緒に過ごしてきた日々、
藍華やアリスと共に合同練習をした日々が失われてしまう事が
恐くなった灯里はアリシアさんの前で涙を流してしまいます。

夢にまで見たプリマ昇格。
けれども、夢を手にしたと同時にそれまでの日常を失ってしまう
ジレンマが灯里の心を苦しめることになったのかもしれません。

しかし、ここで立ち止まっていては前に進むことはできない。
それぞれの歩む道は違えど、その先に待っている素敵な未来に
出会うために前向きな気持ちを持つことの出来た灯里は
本当に芯の強い女の子です。

私も、人生このままの方が楽で良いと思った時期もありましたが、
やはりこのままでは惰性で生きていくだけだと思ったので、
自分を切り開いて行くことと、新たな出会いを求めるために
会社を辞める決意をしました。この先どうなるかまだ未知数ですが、
だからこそ、灯里のように素敵な未来と出会うために
前向きな気持ちで生きて行こうと思いました。

Navigation 60  水の妖精

プリマとなりアリシアさんも居なくなったARIAカンパニーに
訪れたのは灯里の顔なじみでもある郵便屋のおじさん。
灯里を心配しつつも、立派に水先案内をしている様子に
おじさんのホッとした様子と同時に、灯里の成長を見て
嬉しそうな笑みを浮かべる姿を垣間見ることが出来ました。

その後は後日談的な流れとなり、それぞれの未来が映し出され、
プリマとなった灯里、藍華、アリスはそれぞれ順調で、
アテナさんがオペラで舞台デビューしたり、
アリシアさんはゴンドラ協会の行事で大忙しだったり、
男衆三人もそれぞれの職業で立派な一人前になった様子。

晃が殆ど何も変わってないぐらいか?
でも、晃なら生涯プリマとして現役で活躍しそうだな~
藍華にとってはいつまでも目の上のタンコブが存在する
羽目となりそうです。

そんな変わりゆく日々の中で、新たな存在が1人現れ…

それはアニメ版ではお馴染みのアイちゃん。
きっと灯里と同じ志を持ってアクアにやってきたのでしょう。

今後は灯里とアイちゃんの師弟関係が始まり、
ARIAカンパニーの、そしてアクアを舞台とした物語は
ゆっくりと穏やかに流れて行く…それはまさに
ゴンドラのように進んでいくことになるのでしょうね。

というわけで、最後は展開が早すぎて、
あっという間に終わってしまった印象はあるものの、
それまでの緩やかな時の流れを感じる作風には、
その世界に引き込まれていく魅力はもちろんのこと、
ヒロインの灯里が見たもの感じたものをストレートに
表現するところに人生の楽しみ方というものも教わりました。

これほどの素晴らしい作品に出会えて、本当に感謝しています。

天野こずえ先生、ありがとうございました!

そして、お疲れ様でした。次回作にも期待しております。

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