俺妹5巻の感想~黒猫に○○されたい!~
昨年の夏ごろからマンガよりもライトノベルを
ちょこちょこ読むようになりました。
そのラノベを読み始めるキッカケとなったのが
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』で、
この前、最新刊の5巻が発売されていました。
いつもはラノベ一冊を一週間かけて
消化するほど超スローペースなのですが、
俺妹5巻は2日で読みきってしまうほど面白かったので、
続きからその感想を書いてみる事にしました。
・とにかく黒猫すぎる
4巻の最後で黒猫が京介の通う学校に
入学してくるシーンがあったので、
5巻はきっと黒猫メインになるんだろうなー
っていうのはある程度予想していました。
けど、まさかここまで黒猫が可愛く書かれるとは!
これまでは喜怒哀楽の感情表現が少なくて
つかみどころのない感じでしたが、
京介も黒猫との付き合いが長くなったおかげか、
ちょっとした仕草でも感情を読み取れるようになっていて
黒猫の内面からにじみ出る普通の女の子らしい
か弱さや可愛らしさを随所で感じる事ができました。
そういや、京介の後輩になった事で
黒猫自身から本名を明かしてくれましたが、
響きがどう聞いてもゴスロr(ry
まだ聞き慣れないのでこれからも黒猫って呼ぼうと思います。
・新キャラはどれも個性的でいい感じ
黒猫が入学した事によって
5巻では主に3人ほど新キャラが登場してきました。
まずは黒猫が入部する事になったゲー研の部長。
(名前なんだっけな?まあいいや)
新キャラと言っても京介が桐乃に頼まれて
秋葉の深夜販売に行った時、
すでに出会ってたりしてるわけですが、
その時のイメージと変わらぬ
典型的な…というか徹底的なオタクですね。
しかし本当にここまで徹底したオタクって
現実に居るんだろうか?ってぐらい
部長はそっち方面にはストイックな生き様で、
リアルで居たりするとちょっと引くけど、
作品に登場するキャラクターとしては
話をうまくまとめてくれるので好きだったりします。
続いて、そんな部長をうまくなだめる(操る?)
ツッコミ役の真壁くん。
キワモノが集まりやすいゲー研が上手くまとまるには
こういうマトモなキャラも必要だよね!
そして3人目は、京介の親友(なのかな?)
赤木の妹である瀬菜。
BL好きというのはすでに赤木の口から
知りえていた事とはいえ、まさかここまで酷いとは…
何だか腐女子ってみんなこうなんじゃないだろうか
ってイメージが植えつけられそうな気もしましたが、
普段は真面目でキッチリとした性格を演じているので、
それとのギャップがいい感じではありました。
あと、おっぱい大きいしな!(そこかよ…)
この3人を動かすだけでも
1つの作品が作れてしまいそうな気がしますね。
・桐乃が海外へ行った意味とは…
5巻の半ばごろまでは「桐乃」という単語が出るたびに
「ああ、そういえばそんな妹キャラもいたな…」
なんて呑気に考えてしまうほど
桐乃の存在感が薄れていて、
このままずっと留学を続けていたら
ヒロインは黒猫に変わっちゃうんじゃね?
とまで思ってしまいました。
けど、そんな心配をしたのがアホらしくなるほど
最後の章で桐乃はあっさり帰国してきました。
桐乃が帰ってきた方が本題に沿った話になるので
この方がいいとは思うのですが、
前半で黒猫メインに話が進んでニヤニヤしまくってた
身としてはちょっと残念な気も…
結局、桐乃が海外に行ってしまった事で、
京介が寂しさを感じたりとか
妹がいることのありがたみを感じるといった描写も
それほど強調されているわけでもないですし、
単に黒猫メインの話を書くためだけに
留学させたなのかなーと思いました。
・6巻はどうなるの?
巻末のコメントでは『コメディー重視』と書かれていたので
それはそれで楽しみではあるものの、
5巻で桐乃がほとんど不在だった分、
展開が進んで欲しいという気が
しないでもないです。(どっちだよ)
ていうか、そもそも俺妹はどうなれば
展開が進んでると言えるんだろう?
桐乃との近親相○エンド?
麻奈実との幼なじみエンド?
それとも黒猫とのトゥルーエンドか?
まあ、そのあたりはあまり考えすぎずに
次巻でも黒猫でニヤニヤできる話があれば
いいなーと思いました。
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