俺妹6巻の感想~黒猫分は少なくてもみんなイイ!~
俺妹アニメ化おめでとうございまーす!
ドラマCDになった時点でアニメ化するのも
時間の問題だろうなとは思っていましたが、
正式な発表を聞くとやっぱりテンション上がりますね。
キャスティングは是非ともドラマCDのままで
やってもらいたいです。
それでは続きから6巻の感想を。
今回は章ごとに分けて書きました。
◆第一章
京介が再び加奈子のマネージャ役を務める話。
6巻は帰国した桐乃を中心に話が進むと思いきや、
いきなり加奈子とブリジットちゃんの話だったので
ちょっと拍子抜けしてしまいました。
けれどもそんな考えを抜きにしたら
6巻の中ではこの章が一番良かったです。
ブリジットちゃんの健気なところや
加奈子の意外な正義感が見られて
二人の好感度(ゲームなら攻略したい気持ち)が
グーンと上昇しました。
あ、それと京介がちょっとでも変な事を言うと
すぐに防犯ブザーを押すあやせたんもタマンナカッタです。
俺妹はサブキャラの隅々まで
好きになれる作品だと思えました。
◆第二章
京介と赤城兄が秋葉めぐりをする話。
私は基本的にぼっち行動なので
男二人で行くとこんなテンションになるのかなー
とか思いながら読んでいましたが、
それにしても二人の興奮っぷりには
ちょっと引いてしまったり。
でも高校生にとってみれば大人のグッズは
かなり刺激的なんでしょうね。
アニメ化してもこの話はやらな…いや、できないだろうな。
◆第三章
京介、桐乃、黒猫の3人が沙織の家を訪ねる話。
この回のメインイベントといえば沙織が素顔と
本当の自分を見せるところだとは思うのですが、
でもそれ以上に私が心をくすぐられたのは、
冒頭で黒猫が桐乃ではなく京介の部屋に
入っていっくくだりでした。
あえて誤解を与えるような言葉を並べて
桐乃の怒りを誘ったり、京介を慌てさせたりする
小悪魔を通り越した悪魔のような
ドSっぷりがもうヤバいです。
黒猫に延々と言葉攻めを受け続けたい!!
そんな黒猫も、変装した沙織がライフル銃を構えた時や
沙織の宅内で地震に襲われた時に
人一倍ビックリするか弱い所を見せており、
冒頭とのギャップでまた
黒 猫 か わ い す ぎ て 我 慢 で き な い
って気持ちにさせてもらいました。
◆第四章
ロスで桐乃とルームメイトだったリアが
高坂家にホームステイしに来る話。
リアは初対面の京介に対していきなり好感度MAXだったので
あざといな…だがそれがいいと思っていたのですが、
どうやらただの明るく無邪気な子供というわけではなく、
それなりに考えても行動しているようです。
そんなリアがロスでの桐乃の事を話したおかげで、
桐乃がいかに京介が好きかというのが
グッと伝わってきました。
口では罵倒したり軽蔑したりしていますが、
やっぱり本心は兄の事を想っているんだなあと。
なので、この話を読んだ後に
5巻の4章からもう一度読み直してみると
また違った面白さを感じる事ができそうです。
5巻では黒猫一色だったのに対して、
6巻では様々なキャラクターにスポットが当てられており、
黒猫派の私としては少しばかり
物足りなさを感じてしまいました。
それでも、どのキャラクターも
それぞれの魅力が十二分に表れており、
5巻よりもスラスラと読めた気がします。
さて、7巻では6巻の最後の最後で
桐乃がとんでもない事を口にしていましたが、
果たしてそれが「本心」なのか「フリ」なのか…
どちらにしてもさらに面白い展開が期待できる
終わり方だったので、次の巻の発売も楽しみです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント