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2010年9月18日 (土)

僕は友達が少ない2~4巻の感想

まよチキ!の感想でもチラっと書きましたが、
僕は友達が少ないを4巻まで消化し終えました。

1巻からそうでしたが、
2巻以降も面白くて読みやすかったので、
あっという間に4巻まで読みきった気がします。

ただ、話は短編的なものが多くて
全体の感想はどう書くべきだろうか悩んでしまったので、
あえてキャラクター別にして感想を書いてみました。

・高山マリア

隣人部唯一の良心と言ってもいいのが顧問のマリア。

顧問といってもまだ10歳のシスターという
バリバリの幼女なのでロリコンにはたまりません。

性格が塞がったり捻じ曲がったり
おかしな方向に進んでる隣人部員達と違って、
マリアはまっすぐ育ってきているので純粋無垢。

ただ、そのせいで騙されやすかったり、
人が傷つくようなことを平気でズバッと
言ってしまうところが玉にキズですが…

それでもいろんな意味で荒んで
砂漠化している隣人部員たちの中にあって、
まだ汚れを知らない心を持つマリアの
セリフ1つ1つがオアシスのように感じます。

・志熊理科

2巻から登場してきたマッドサイエンティスト。
学園から専用の理科室を与えられるほどの天才ですが、
BL好きの腐女子でもあるため、
妄想が何かとエグかったりします。

また、欲望をそのまま言葉に出してしまうため、
周りにたびたびドン引きされることも…

外見は可愛くても中身がここまでの変態だと
ドMな私でもちょっと遠慮願いたくなります。

ただ、こういうギャグコメ作品では
これぐらいぶっ飛んだキャラが必要だと思いますし、
その役割をこういった天才に充てている所に
はがないがキャラクターの残念さを
とにかく強調させているというのを感じます。

・楠幸村

男の娘、以上。

・羽瀬川小鷹

隣人部で最もマトモ…というか、
ごくごく普通の高校生っぽい性格なのに、
見た目がヤンキーというだけで
周りから怯えられて友達の居ない主人公。

何をしても周りから変な誤解されていて
かわいそうだと思いつつも、
なんだかんだで隣人部内において
ハーレムを形成しているのは
ちょっと羨ましくも思ったり。
(本人はまるで自覚がないようですが…)

何かもうこのままギャルゲェにできるんじゃね?
ってぐらい小鷹はみんなに好かれているので、
もっと自分に自信を持っていいと思います。
(※ただし、お笑い的なところを除く)

・三日月夜空

隣人部を設立した部長。

クールな外見とは裏腹に、
エア友達のトモちゃんが唯一無二の親友だと
言い張る中身はかなりの残念仕様。

そんな夜空ですが実は10年前に小鷹と知り合っており、
2人はそこで互いに認め合う親友となっている
というエピソードがあったりするのですが、
この部分をもっと上手に扱って欲しかったなーと。

夜空は10年ぶりに小鷹を見てすぐに気付いたようですが
小鷹はほとんど気付いていなかったので、
夜空が髪を切った事で小鷹が気付いて
昔のことを思い出すシーンまでは良かったのに、
結局その一瞬だけ昔の雰囲気に戻っただけで、
後はまた元通りな関係になってしまったのが残念でした。

夜空も小鷹にはほのかに恋心を抱いてるようなので
昔のエピソードをもっと生かしていれば
すでに対小鷹でアドバンテージを得ている星奈を
出し抜けると思っていたんですけどねぇ…

・羽瀬川小鳩

私の大好物である妹、ツインテール、
ひんぬーという武器を所持していながら、
それほどハマりきれないのは
例に漏れず中身が残念すぎるせいか…
いや、家庭的な要素が欠片も無いからか。

それでもやっぱり妹キャラは可愛いものです。
ぎゅって抱きつかれて甘えられたくもなります。
星奈がハァハァする気持ちもよくわかるってものです。

そんなかわいい小鳩のイメージは
星奈も言ってるように、俺妹の黒猫みたいな
キャラになりきり系の痛い子なのですが、
まだ幼さが多分に残っているせいか、
黒猫ほどはなりきれてなくて
すぐにボロが出てしまいます。

ま、そこがまたかわいいんですけどね。

・柏崎星奈

肉かわいいよ肉。

1巻の時点でもそうでしたが、
4巻を読み終えても私の中では星奈がダントツです。

何が良いかって言ったらそりゃもう

調教のしがいがある

ってこと。これに尽きます。

一見頑固そうに見えて、
そのじつ人の意見に左右されやすいタイプ。

夜空の言葉にそっくりそのまま騙されるマリアに対して、
星奈はひとまず抵抗は見せるものの、
最後は結局丸め込まれちゃったりするのがまさにそれ。

嫌よ嫌よも好きのうちとはちょっと違いますけど、
なんだかんだで付き合いの良い星奈を見てると
あー俺色に染めたいなあと思ってしまうのです。

また、自分で策を練ると失敗するのに、
小鷹を何気なく2回ほど家に招いて
父親には許婚レベルの関係に誤解させているので、
意外と天然の策士なのかも?

小鷹はわりと何でもこなせるタイプなので、
夜空よりも何かと危なっかしい星奈の方が
相性がいい感じなので
最終的には小鷹と星奈が
くっついて欲しいなーと思いつつも、
そんなみんなも羨むハッピーエンドなんて
絶対あるわけがないと思ってしまう作品なので、
今後も小鷹と星奈の関係に
ニヤニヤモヤモヤする事となりそうです。

隣人部員以外にも星奈のパパ(天馬さん)や
家令のステラさん、マリアの姉ケイトなど
個性派のモブも2巻以降で登場してきましたが、
今回は割愛で。

今の隣人部員たちでも十分面白く回っていますが、
小鷹と同級生あるいは年下ばかりなので、
1人ぐらい年上が現れると
より話の幅が広がりそうな気がします。

というわけで、5巻以降では
小鷹を手篭めにするようなドSタイプor
気弱で本当に友達の居なさそうないじめられっ子タイプの
年上キャラが入部してくれないかなーと
密かに期待しています。

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コメント

いいblogですね
読んでしまいました
ありがとう

投稿: AAA 画像 | 2010年9月19日 (日) 09時57分

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