青春18きっぷの旅~磐越・北陸編その2~
その1の続きです。
なるべく1つの記事にまとめたいので、
これからはダラダラ書いてしまう癖を
治して行こうと思います。
■8月15日(水曜日)
この日は新潟からずっと日本海に沿って
富山方面へ向かいました。
・信越本線(新潟→東三条)
前回、新潟に来た時は越後線→白新線
というルートをたどっていたので、
この区間に乗るのは初めてでした。
新潟から乗車する際、
これから西へ向かうんだからと思って
西を向いてクロスシートに座っていたら、
列車は思っていたのと逆方向へ走り出して
あれ…この列車で合ってるんだよな…?
と、不安になってしまう事に。
・弥彦線(東三条→弥彦)
東三条で弥彦線に乗り換え。
地方交通線でありながら燕三条の手前まで
高規格の高架区間が続いてたのが意外でした。
平地になってからは新潟らしい田んぼだらけの景色や
信濃川を見ることが出来て和みました。
吉田の手前までは「三条」か「燕」のつく駅ばかりで
もう何が何やらって感じでしたが…
吉田駅で弥彦行きに乗り換え。
越後線と弥彦線がクロスした形の
珍しい駅名標がありました。
弥彦まではたった2駅で車内もガラガラ、
10分足らずであっという間の到着でした。
途中で車窓から大きな鳥居が見えたので、
あれは何だろう?と思っていたら
終点の弥彦駅に着いて謎が解けました。
正月になったら参拝客で多くの利用がありそうです。
・越後線(吉田-柏崎)
吉田に戻ったら前回は夜遅くに乗って
真っ暗で何も見えなかった越後線に乗車。
発車前に吉田駅で4列車が同時に
停車しているのを見れたのが眼福でした。
路線図を見ると日本海沿いを走るもんだと
思ていたのですが、海は全く見ることが出来ず
ここも田んぼばかりの景色だったので、
途中からウトウトしてしまうことに…
・信越本線(柏崎-直江津)
柏崎からは信越本線に乗ってようやく日本海とご対面。
やっぱり夏は日本海の旅に限りますなぁ~
冬の荒々しい日本海もいいですけど、
真夏の太陽に照らされて浅瀬が透き通っている
海を見れるのはいいモンです。
・北陸本線(直江津-富山)
直江津で北陸本線に乗り換えて
日本海沿いをさらに西へ進みます。
浦本駅まではほとんどトンネルばかりで、
途中の筒石駅はトンネル内にホームがあったので、
いずれ機会があれば降りてみたいと思いました。
糸魚川の手前あたりからは
絶賛建設中の北陸新幹線が合流して、
そこからさらに1時間半かけて富山に着きました。
・富山ライトレール(富山駅前-岩瀬浜)
5年ぶり2度目の富山上陸で
さっそく富山ライトレールに乗車。
今回の目的はライトレールの完乗ということで
終点の岩瀬浜まで行きました。
そもそも前回は時間に余裕がなかったわけでもないのに
何で蓮町で折り返してしまったんだろう…
岩瀬浜に着いてすぐ折り返すのも何だったので、
ちょっと足を延ばして浜辺まで行ってみる事に。
太陽が雲に隠れていましたが、
リア充たちが眩しかったのですぐ退散しました。
富山の市街地に戻ってきたら
ゆるゆりがご当地のアニメイトで
どんな扱いなのか気になって行ってみたのですが…
うん、普通だね
でも8、9巻が品切れになっているのは
さすが地元だなと思いました。
(単に入荷量が少ないだけな気も…)
それから富山駅の駅舎が新幹線の工事によって
信号1つ分ほど西にズレていたのはビックリ。
そのせいで現在はホームから改札まで
かなり遠い造りになっているので、
通勤通学で毎日利用している人たちは
さぞ不便に感じているだろうなあと思いました。
・北陸本線(富山-高岡)
再び北陸本線に乗って
この日の宿泊地である高岡へ。
どっかにゆるゆり的な要素はないかな?
と思っていたら駅でこんなものを見つけました。
高岡市はじまってるな
どうやらエヴァの作画監督の出身地でもあるようです。
高岡市がゆるゆりもしくはなもり先生で
プッシュする日もそう遠くないかも?
高岡では5年前に行った高岡城址公園内の動物園にいる
高速で泳ぐペンギンが印象的だったので、
今回も行ってみる事にしたのですが…
誰も泳いでないじゃんね…
うだるような暑さでみんな涼しいところに
固まってるだけって感じでした。
城址公園からはアーケード街→高岡駅まで
高岡の街をぶらぶらと散策。
途中のでやたらドラえもんをゴリ押ししてる
本屋さんを見かけたのでまさかと思ったら、
藤本弘さんの出身も高岡だったようです。
高岡すごいなー(小並感)
・城端線(高岡-城端)
これまで特に意識していなかった路線だったのですが、
ゆるゆり♪♪で度々登場してきたら
そりゃもう乗りたくもなるわ
ってことで日が暮れる前に乗っておきました。
あ、何か最近ゆるゆり♪♪でよく見る色だ。
沿線の景色はローカル線らしい景色って感じで、
特にこれといった印象は残りませんでしたが、
乗客が若者や学生たちばかりで
自分が平均年齢をわりと押し上げてるんじゃ
ないかと思ったりしました。
終点の城端駅もまたいかにも
ローカル線の終着駅らしい駅舎と雰囲気で
某主人公(笑)のように特徴らしい特徴が
見当たらない路線でした。
高岡に戻ったら街をテキトーに歩いて居酒屋に入店。
この日行われていたサッカー日本代表戦を見ながら
富山名物の料理を堪能しました。
■8月16日(木曜日)
いよいよ18きっぷの旅の最終日。
高岡からのと鉄道を目指し、
その後は北陸本線→東海道本線で
帰宅するルートをたどっていきました。
・氷見線(高岡-氷見)
城端線とは対照的に海へと向かう氷見線は
住宅街、工場地帯、そして海沿いと
短い路線の中で景色がめまぐるしく
入れ替わって楽しかったです。
・加越能バス(氷見駅口-脇)
・北鉄能登バス(脇-七尾駅前)
終点の氷見に着いたら折り返さずに
バスで七尾駅まで移動しました。
乗った時からバスはガラガラでしたが、
10分もしないうちに乗客が
自分一人だけになってやや不安に。
加越能バスの終点では
海か民家しかないところで降ろされて
乗り換えのバスが来るまで一体どうしろって感じでした。
その後、発車時刻よりも10分早く来てくれた
北鉄能登バスにトコトコ揺られて
七尾駅まで無事たどり着きました。
・七尾線(七尾-和倉温泉)
・のと鉄道(和倉温泉-西岸)
バスで七尾駅に着いた時にはもう
列車の発車時刻が迫っていたので、
写真撮影もそこそこにして
すぐにレールバスに乗り込みました。
のと鉄道では終点の穴水まで一気に行かず、
2つ手前の西岸駅で途中下車。
その理由は…
花咲くいろはの舞台となった駅だからです
今回の旅も春ごろに花咲くいろはのDVDを見て
「よし、今年の夏は北陸へ行こう!」
と思い立ったようなものなので。
それにしても自分が想像していたよりも
駅舎の中が花咲くいろはだったのには驚きでした。
さらにはトイレも…
って、これは何か違うだろ
駅舎の中にはポスターだけでなく
花いろ関連の記事がスクラップされたファイルや
細かい舞台設定が書かれたものなどがあり、
次の列車までの時間があっという間に潰れました。
・のと鉄道(西岸-穴水)
再びのと鉄道に乗って終点の穴水へ。
1つ手前の能登鹿島駅は別名:能登さくら駅
と名乗っているだけあって
ホームがソメイヨシノに囲まれていたので、
次は桜の季節に来るわ
って気にさせられました。
穴水駅では花いろ列車が留置されていたのでパシャリ。
また、待合室には西岸駅のジオラマが展示されていました。
あーこういうのが部屋にあるといいよな~
などと夢を見ていたら…
そばに書かれていた金額を見て現実に引き戻されました。
・七尾線(和倉温泉-津幡)
・北陸本線(津幡-福井)
穴水からは一気に帰宅モードへ。
寄り道する事もなく七尾、金沢で
ちゃっちゃと乗り換えて福井まで行きました。
福井では乗り継ぎ時間が50分もあったので、
お約束のアニメイト探訪と
福井名物のおろしそばを食べました。
大根おろしが思いのほかピリッとしましたが、
真夏で食欲が落ちやすい時期には
ピッタリのご当地グルメでした。
・北陸本線(福井-近江塩津)
福井からは(金沢から乗った列車も)2両編成で
終点の敦賀までずっと立ちっぱなし。
このあたりは北陸の特急街道ということもあり
普通列車が冷遇されているっぽいですが、
長旅で立ったままはしんどいので
本数か両数を増やしてもらいたいものです。
敦賀からは4両編成に乗り換えたのですが、
敦賀でほとんどの乗客が降りてしまったので
こちらはガラガラで座り放題。
こんな運行体系でいいんですかねぇ…
敦賀から2駅先の近江塩津で一旦下車。
長い構内を持つ駅として有名なので
一度は降りてみたいと思っていたのですが
実際に来てみたら…
イメージしてたのと何か違うんだよなぁ
ホームが地上にあって、北陸本線と湖西線の複々線が
直線で果てしなく伸びている風景を想像していたので
ちょっとガッカリでした。
それでも無人分岐駅マニアとしては
周りに何もなくセミの鳴き声しか聞こえない
自然豊かな雰囲気は良かったと思えました。
・北陸本線(近江塩津-米原)
・東海道本線(米原-豊橋)
近江塩津からは初乗車区間となる
琵琶湖の東側を進むルートをたどり米原へ。
夕暮れ時という事もあって旅ももう終わりだなぁ…
と少しばかりしんみりしてしまいました。
米原からは東海道本線に乗って大垣へ。
大垣からは寝過ごしても安心の豊橋行き新快速に乗車。
見慣れた景色を眺めながら今回の旅を振り返っていました。
乗客がほとんど居なくなった岡崎からは
福井駅で買ったカニめしを開けました。
カニの身は少なかったですけど、
その分しっかりとした味で
カニ食ってる感がハンパなかったです。
そして終点の豊橋駅に到着して、
4日間にわたる18きっぷの旅は終了。
改札ですぐに取り出せるよう
ズボンのポケットに入れていた18きっぷは
すっかりヨレヨレになっていました。
さらにその後もズボンに入れっぱなしにしていたら…
洗濯機にかけてしまい悲惨な状態に。
それでも残り1回分は何とか使うことが出来たので、
一昨日(26日)はお盆でやり残していた事をしに
東京へ日帰りで行ってきました。
タイトなスケジュールではありましたが、
2,300円で東京へ往復できるのなら
悪くないなって思えます。
そんなわけで今回は久しぶりに
18きっぷを5回分使い切りました。
(最近は金券ショップで2、3回残った分を
買って使うぐらいだったので…)
私は乗り鉄で特に乗り心地を重視するので
N700系や首都圏の近郊形車両が好きなのですが、
ローカル線なら多少揺れがヒドくても
車窓からの景色を楽しむことが出来るので、
今後も18きっぷのシーズンになったら
乗った事のないローカル線を
どんどん乗り潰して行こうと思います。
只見線が早く復旧してくれないかなぁ…
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