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2012年9月12日 (水)

俺妹11巻の感想~ブラコン&シスコン~

10巻があやせたんの告白シーンで終わったので
今回は京介がどう返答するんだろう、
また京介に告白した事によって
あやせたんの態度はどう変化するのかなど
いろいろ想像を膨らませていましたが、

あやせたんの出番、無いに等しいじゃん…

ただ、予想とは違いましたが、
これまでずっと冷戦状態だった
きりりんと麻奈実が
互いに腹を割って話し合う流れで
読んでるこちらも気持ちが
スッキリする事になりました。

■第1章

きりりんが数年ぶりに田村屋に来て
クリスマスフェアの手伝いをした後に
その晩、京介ときりりんが泊まる事になり
麻奈実を含めた3人で昔話をする流れに。

まさかきりりんが田村屋に来るとはねぇ…

しかも看板娘になって超ノリノリで接客。

明日には大雪が降るんじゃないかと
目を疑いたくもなってしまいます。

でも、きりりんって何かキッカケさえあれば
メリハリがハッキリしてるタイプですし、
たとえそれが今まで邪険にしていた
麻奈実の実家であろうとも
店の手伝いともあればスイッチを切り替えて
真面目に一生懸命こなせるんでしょうね。

まあ、店が暇になったらスイッチオフって
携帯ゲームばっかやってますが…

その後、店の手伝いも終わって一家団欒の場に。

そこできりりんとロックが意味深なやりとり。

何の事だか具体的な言い回しではないので
京介はわけがわからないといった様子ですが、
きりりんの「裏切りもん」と、
ロックの「おれたちもう高校生になるんだぜ?」
というセリフからして、

きりりんは京介と、ロックは麻奈実と結婚する

という目標をお互いが立てたんだろうなあ。

この後に続く5年前の話で、
ロックが京介に反抗していた時期があったらしく、
その理由が麻奈実を取られたんじゃないかって
気がした事みたいですしね。

一方できりりんもその頃から
京介と田村屋へ行く時はきまって
不機嫌になっていたようですし、
京介に助けられたことで
態度をコロっと変えたロックを
裏切り者と言いたくもなるのも納得です。

それから話は今回の本題である
『きりりんと麻奈実の仲直り』
へと展開していくのですが、
長期戦を見据えた麻奈実が
お茶菓子を取りに行ってる間に
京介ときりりんの2人きりで
アルバムがちょうど開いたところの
5年前の話をする事に。

そこできりりんが陸上に
打ち込み始めた理由が明かされます。

うん、何となくそんな気がしてた

理由はだいぶ違うけれども
ナインの安田雪美ちゃんを思い出しましたわ
(おっと年齢がバレてしまう)

けれども、きりりんが京介を嫌いになった
理由についてはハッキリしないまま
麻奈実が戻ってきたところで
3年前の話をする事に。

■第2章&第3章

第2章から第3章にかけては3年前、
つまりは京介と麻奈実が中学三年生の頃に
きりりんの知らないところで
起こった出来事が語られていきます。

そこで初めて知らされる真実。

京介って昔は熱血漢だったのか

小学生のころぐらいまでだったら
男の子だし多少ヤンチャな時期はあっただろうけど、
まさか平凡、平静、平和大好き男子高校生が
中学時代までは人生相談に乗ってる最中よりも
厄介事にノリノリで突撃していたとは…

これまでの京介の見方がガラっと変わりそうなので、
1巻からもう一度読み直したくなりました。

ただ、そんな熱血中学生の京介が
高校生になってからは大人しくなっているので、
これが明かされた時点で3年前の話がどういう結末で
終わるのかというのはだいたい察することが出来ました。

なので、きりりんが麻奈実と、そして京介と
仲直りするために必要な話というのを理解しつつも、
ぶっちゃけこのあたりはさっさと読み飛ばして
11巻の結末を早く読みたい気分になりました。

■第4章

3年前に起こった出来事を知ることが出来て
納得できたきりりんは京介や麻奈実と
仲直りとまでは行かなくとも
2人との間にあった誤解は消えたようです。

また、これによって読者である私も
これまできりりんがやってきた
京介や麻奈実に対する行動に
納得することが出来ました。

やっぱ1巻からもう一度読み直さないとなぁ

一方で、お互い腹を割って話したことにより、
きりりんと麻奈実の『本当の戦い』
これから始まりそうな予感も醸し出していました。

そしてこの章では第2章から展開されていた
過去話のヒロインである桜井秋美が
現在の京介と3年ぶりに再会。

あの頃伝えられなかった想いをぶつけて、
熱血漢でただウザがられていただけ
と思っていた京介が報われる事になりました。

誰かのために何かをやる時って
それをやるってだけで自己満足は出来るけど、
やった人のためにもならないと
気持ちはスッキリ晴れないですよね。

しかし、黒猫、あやせたんに続いて
人生3度目の告白を受けた京介は
喜びをかみしめつつも彼女をあっさりと振ります。

そこにはこれまでのようなハーレムの中心で
さまよいブレまくる主人公の姿はなく、
心の中でしっかりと決意が固まっているようです。

「三年前でも、今でも、答えは同じだ」
ってことはまあ、そういうことですよね。

■エピローグ

まだ京介が一人暮らしをしていた頃に
肉じゃがの作り方を教える麻奈実と加奈子の一幕。

性格は正反対の2人ではありますが、
だからこそ互いに言葉を交わすことで
学ぶものが多いようです。

京介との恋を成就するために
まっすぐ正面からぶつかりに行こうとする加奈子は
いかにも加奈子らしいとは言えますが、
参戦するのが遅すぎたという感が否めないです。

一方で麻奈実は幼なじみでずっと一緒だったことで、
油断していたところがあったようです。

黒猫が京介の彼女になった時に
ようやく自分から攻めて行かないとダメだ
って気付いたようですが、
「ちゃんと後悔できるように」という言葉からして、
麻奈実は負け戦になることを
ある程度は覚悟しているようです。

それでも何もやらずに終わるよりは
自分の想いをぶつけたいって気持ちの方が
上回っているのでしょうね。

また麻奈実には京介ときりりんを
『普通の兄妹』にするという課題もあります。

ただ、こちらは二人の幼なじみとして
「やらなければいけない」という
責任を感じているようにも見えました。

■まとめ

きりりんブラコンすぎるだろ…

初期の頃は京介を邪険にしまくっていて
何なんだこの妹は…と思っていました。

それが京介に数々の人生相談をして
そのたびに助けられていく事によって
徐々に好意がにじみ出てきたことで
可愛く見えるようになってきたのですが、
まさかここまで京介が好きだったとは
全く想像できませんでした。

まあ、妄想はしてたけど

結局のところ京介に対して冷たかった態度も
好きで好きでたまらなかったからこそ、
熱血野郎から平凡な男になったのを境に
反動で大っ嫌いになったみたいですね。

一方で京介も小中学生の頃は
単純に妹と遊ぶのは恥ずかしいから
という理由で突き放していただけのようですが、
高校生になって少し大人になって
改めて妹と接する機会が多くなったことで、
どんだけ生意気やわがままを言ってこようが
妹は可愛い存在だというのに気付いたようです。

ましてやその妹は読モやってるぐらい
可愛くてスタイルも良くて、
兄に負けないようにと勉強もスポーツも
努力を重ねてトップクラスになるんですから、
そんな妹に惚れない兄なんていないよね。

麻奈実は『普通の兄妹』にすると言っていますが、

別に兄妹が付き合ってもいいんじゃね

と、思うのはダメなんでしょうかねえ…

そもそも何の問題があるんだよ。

両親の反対?
京介がいつもの熱血スキルを発動すれば
何とか丸く収められるでしょ。

世間体?
んなもん人の噂も75日で
時と共に忘れ去られていくだろ。

結婚できない?
別に結婚しなくたって
2人で幸せな家庭を築けばいいじゃん。

とは言うものの、京介ときりりんが結ばれて
めでたしめでたしでは終わらないんだろうなあ…

もしそういう結末になったら
伏見せんせーは一生神として崇めますけど。

逆に実は血の繋がってない兄妹でした
というオチだったら一生恨みますよ(ニッコリ

■次巻予告

次が最終巻になるのか…

あとがきにて明かされた衝撃の事実。

と言っても今巻で俺妹という物語を
だいぶ種明かしされていましたし、
そろそろ終わりそうな雰囲気を感じながら
読み進めていたので、
寂しいという気持ちはありますが、
残念だったり、もっと見たかったという
未練のようなものは全くありません。

むしろダラダラ長く続けるよりは
京介の高校卒業をもって終わるのが
ちょうど良いと思います。

アニメ2期も原作の結末に合わせて
ストーリーを構成できそうですしね。

最終巻のプロローグでは、
きりりんが中学を卒業したら
今度はモデルの仕事で
海外へ行くと宣言していたり、
あやせたんが宣戦布告していたりと
波乱に富んだ展開になりそうな
雰囲気を匂わせていました。

その結果、どいういった結末になるのか
というのもいろいろと想像は膨らみますが、
いずれにせよ京介ときりりんが
お互いに納得する形での
ハッピーエンドになって欲しいものです。

10巻できりりんが約束した
「一個だけ、言うこと聞いてあげる」
まだ消化しきれていないので、
これがカギになるのかも…?

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コメント

ブログ読ませて貰いました。

ここまで丁寧に解説しているブログを視たのははこれが初めてです。
お陰様で原作のモヤモヤが消えました!

私はきりりんが好きなので血縁関係がないという展開もいいかな~と思ってます。
ただ立場的に結婚出来ないのはなんともまぁ...

投稿: 定員B | 2013年4月18日 (木) 17時46分

>>定員Bさん
ダラダラと無駄に長いだけの感想を
読んでいただきありがとうございます。

ホントはもっと要点だけを簡潔に
まとめられるようになりたいんですけどね(^^;

私個人の嗜好としましては
主人公の妹は血が繋がっているからこそ
背徳感も相まってクるものがあるので、
他の妹系タイトルの作品と同じように
きりりんも実は義妹だった
というオチだけは無しにして欲しいのです。

投稿: take23 | 2013年4月22日 (月) 04時36分

まとめ方が見事ですね。分かりやすいです~。

> 別に兄妹が付き合ってもいいんじゃね

いいんじゃないでしょーか。生まれたときから一緒で互いの善し悪しを知ってて好きになっちゃったんならしょーがない。そういう特殊カップルって1%にも満たないだろうし(しらないけど)、大目に見てくれよと。

フィクションにリアルを持ち込むと離婚率も未婚率も高いんだし、気持ち悪いから普通の恋愛をしろって昔ならまだしも、常識を振りかざして仲を裂くのは勝手すぎるかなと。兄妹苦楽を共に生きていきますって人生も全然アリです。国が認める結婚は出来ないけど目を瞑れるならどうにでもなるっしょ。子作りは世間体的にも医学的にもハードルが高いでしょうけどね。

ただ父母の目からはきついだろうね。「俺、妹と付き合ってるから(キリッ」なんて告白された日にゃぶん殴ってるレベル。でも12巻までの出来事と桐乃がきちんと本音を語ったなら複雑だけど受け入れるしかないなあ。家族の幸せを願う以上、つらい現実を教えるのも親の役目でもあるんでしょうけど、無理に別れさせて不幸にするくらいなら。カウンセリングで更生させようにも、今の気持ちを忘れないようiPodに吹き込むくらい執念深いブラコンだから断固拒否ってくるだろうし。

妹がいる身で普通に桐乃は可愛いと思うし感情移入してしまうくらい二人の仲を応援しているけど、正直リアルで妹を恋愛対象として見られません。仲は良くてもガチラブ告られたらまじキモイ。桐京と同じシチュで彼女と妹で選択を迫られたら妹様のために殉職するかもしれないけどね(笑)。それでも肉体関係は持てる気がしない、というか想像するだけでキモイ^^; それくらいハードル高いです。

投稿: p-tan | 2013年9月26日 (木) 23時14分

>>p-tanさん
私にも妹が居るので
こういう作品に触れる時には現実との区別を付けつつ、
お互いが愛し合ってるなら兄妹間で恋愛しても
いいじゃんみたいな気持ちで見ていますね。

ただ、俺妹は現実とシンクロする部分が結構多かったですw

投稿: take23 | 2013年10月 3日 (木) 00時33分

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