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2012年10月11日 (木)

秋の乗り放題パスの旅~神奈川・甲信編~

毎年、18きっぷに縁のない秋のど真ん中に
発売されていた『鉄道の日記念きっぷ』が
今年は7,500円に値下げされて
『秋の乗り放題パス』として登場。

よし、これは使うしかない!

と思っていたのですが…

連続3日間でしか使えないとか不便すぎるわ

有効期間中に三連休が一度あるものの、
世間では連休すら取るのが難しい人だっているのに…

案の定、とあるサイトのアンケートでは
この改変に対して反対意見が圧倒的でした。残当。

そんなわけで私も使おうかどうか迷ったのですが、
とある事情で東京へ行く用事が出来たので
結局10月6~8日の3日間で使う事にしました。

■10月6日土曜日

・東海道本線(豊橋-沼津)

この日は仕事だったのですが、
翌日の早朝に鶴見線に乗りかったので
仕事が終わってから最大限進めるところの
沼津まで行く事にしました。

JRのスタート地点、豊橋駅で切符を購入。

18きっぷみたいに1日(1回)ごとに
改札印を押してもらうのではなく、
3日間連続の使用が前提なので
使い始める日に1回押してもらうだけの仕様でした。

豊橋から乗った静岡行きは
静岡地区では珍しいクロスシートの車両で
気持ちよく眠る事が出来たので、
その日の仕事疲れをそこそこ癒せました。

静岡からはお約束の3両ロングシートで
土曜の夜という事もあってか車内は満席でしたが、
草薙や清水でガッツリ降りてくれて
すぐに座ることが出来ました。

その後もポツポツと降りて行き
終点の沼津に着く頃には
車内がほとんどガラガラになっていました。

沼津では駅前のネットカフェで

始発までとにかく寝る!

と行きたかったのですが、
静岡までのクロスシートでいい感じに眠れて
わりと眼が冴えてしまったので、
キャラットの感想を書いたり
新刊コーナーにあったゆるゆり9巻を読んでしまい、
寝たのは2時すぎになってしまいました。

■10月7日日曜日

・東海道本線(沼津-大船)

2日目は始発から再び東海道本線に乗って東京方面へ。

Imag0911_2

ネットカフェでは2時間だけの睡眠になったので、
大船までほとんど寝てしまいました。

・根岸線(大船-横浜)

これまで石川町以南は乗ったことがなかったので
鶴見へ行く前に完乗しておくことにしました。

朝からあいにくの雨で気温が低く、
車内も冷房を効かせていたのでかなり寒かったです。

大船を出てから最初の3駅は「○○台」駅ばかりで
多摩地区のような新興住宅地を抜けていきました。

ただ、何とか台駅というわりには
ホームが地下にあって
トンネルを出たり入ったりだったので、
電波が悪くなりがちでした。

その後は磯子、根岸で工業地帯を通り
石川町から先は横浜の繁華街へ。

短い路線ながらも路線の景色は
いろんな顔を持っていました。

・鶴見線(鶴見-海芝浦)

鶴見からはこの日のメインとも言える鶴見線に乗車。

京浜東北線からの乗り換えでは
同じJRなのにわざわざ一旦乗り換え改札を
通らなければいけない仕様でした。

Imag0917

鶴見を出るとさっそくシングルスリップスイッチ
(以下、SSS)があってニンマリ。

すぐに単線になるのかと思いきや
そのままずっと複線が続き
海芝浦支線の分岐点となる浅野駅へ。

Imag0945

何このちょお萌える構造!?

通常は駅の先から二股に分かれるのが
分岐駅のオーソドックスな形ですけど、
ここは駅の手前から二股に分かれて
本線側は直線的な島式ホーム、
支線側はカーブを描いた対向式ホームになってて、
単線と複線の違いはあるものの
小野田線の雀田駅を思い出すような造りでした。

浅野の先からはようやく単線になって
工場が立ち並ぶ海沿いを進んで海芝浦に到着。

降りて駅舎を取っておこうと思ったら
改札口がそのまま東芝の入口となっていたので断念。

それでも駅名どおり海に沿って造られた
ホームからの眺めは良かったので満足でした。

Imag0935

・鶴見線(浅野-大川)

海芝浦から浅野まで戻り、次は大川へ向かいます。

浅野での待ち時間は20分ほどありましたが、
その間に扇町方面、海芝浦方面、そして鶴見方面へ
行く列車が何本も停車していって退屈しなかったです。

そんな中で大川行きは土休日だと1日3本しかないので、
鶴見線はどの時間帯で乗り潰そうかと悩むことなく
大川行きの列車を基準にして考えることが出来ました。

大川行きは安善駅から分岐。
(実際は武蔵白石の手前からと言うべきですが)

鶴見線そのものが貨物列車の専用線っぽい
雰囲気ではありますが、安善から分岐した先は

旅客列車がこんなとこ通っていいのか?

と、不安になるぐらい車扱いの貨物列車しか
通りそうにない軌道をゆるゆる進んで大川に到着。

ここでは駅を出ることが出来たので
老朽化の色を隠せない駅舎や、
今はもう使われなくなっている
手動式の踏切を撮ったりしました。

Imag0983

ただ、この時に手を滑らせてしまい
スマホの液晶カバーを割ってしまう事に…

・鶴見線(安善-扇町)

安善まで戻ってラストは扇町方面へ。

浜川崎から単線となり、もはやお馴染みとなった
工場が立ち並ぶ景色を進んでいって扇町に到着。

Imag1016

わずか1時間あまりではありましたが、
SSSやマンガンクロッシング、振分けなど
今となってはほとんど見られなくなった
特殊な分岐器がまだまだ設置されていたり、
浅野駅のV字構造や分岐した先の専用線モードなど
乗っても降りても楽しさいっぱいの路線でした。

次は晴れた日の朝と夕方でもう二回訪れたいです。

・南武線浜川崎支線(浜川崎-尻手)

これまで尻手-八丁畷間の
1駅のみしか乗ったことがなかったので、
浜川崎で鶴見線から乗り換える事にしました。

鶴見線のホームから一般道を挟んで
30mほど離れた斜め向かいのところに
南武線の駅舎とホームがありました。

Imag1031

鶴見線とは違ってこちらは川崎市内の
住宅地を進んでいって10分足らずで尻手へ。

たった3駅の区間でしたが、
尻手に着く頃には座席がほぼ埋まるほど
乗客が乗っていてビックリしました。

・相模線(橋本-茅ヶ崎)

昼間に都内で用事を済ませてから八王子経由で橋本へ。

相模線は海老名-北茅ヶ崎が未乗という
中途半端な残し方をしていたので、
これを機に全区間乗っておくことにしました。

Imag1064

橋本-海老名間も5年前に1度乗ったきりだったので、
沿線の景色とかもほとんど記憶になく、
初めて乗っているような感覚でした。

沿線にはそれなりに住宅が建ち並んでいるものの、
単線、1時間3本、4両編成なので
隣の横浜線とはずいぶんな差を感じました。

さらに途中の海老名では高層マンションがそびえ立つ
小田急と相模線の駅前に対して、
たったの100mしか離れていないJRの駅前は
周りが田んぼだらけという
何とも悲しくなる光景を見てしまう事に。

それでも海老名から茅ヶ崎にかけては
ほぼ満員の乗車率で利用客はそれなりにいました。

・江ノ島電鉄線(藤沢-鎌倉)

茅ヶ崎から一旦東京寄りに戻って藤沢へ。

関東に住んでても乗る機会が全然なかった
江ノ電に乗ってみる事にしたのですが、
この日は三連休の中日という事もあって
まあ人の多いこと多いこと。

Imag1079

藤沢駅では座席が埋まる程度の乗車率でしたが、
江ノ島から先は朝の通勤ラッシュかよと
ツッコミたくなるほどのすし詰め状態で、
乗り降りするにも一苦労なもんだから遅延しまくりでした。

そんな以前のメトロ通勤を思い出す車内からは
目を背けて車窓を眺めてみれば
江ノ島-腰越間の併用軌道区間や
鎌倉高校前から先の湘南海岸、
前期の某音楽アニメの舞台となった
景色などを見て楽しむことが出来ました。

次は江ノ島とか鎌倉でのんびり観光できるぐらい
時間を作って来ようと思います。

・横須賀線(鎌倉-久里浜)

江ノ電が遅延したせいで鎌倉駅では乗り継ぎ時間が
ほとんどなくなってしまいましたが、
何とか予定していた久里浜行きに乗車成功。

逗子から先が未乗区間だったので、
田浦駅がホームから1両ちょいハミ出て
先頭車両がトンネルに突っ込んだまま停車したり、
横須賀駅が実質1面1線みたいな感じで
思いのほかショボかったのが印象的でした。

Imag1100

終点の久里浜に着いて横須賀線ならびに
神奈川県内のJR線を完乗。

関東では埼玉、東京に次いで3都県目の達成となりました。

・岳南鉄道(吉原-吉原本町)

久里浜からはこの日の宿泊地である
静岡県富士市を目指して
大船から東海道本線に乗り換えて吉原駅へ。

ホテルの場所が富士駅よりも吉原本町駅から行く方が
近くて歩いて行ける距離だったので、
たった2駅ではありますが
岳南鉄道に初めて乗ってみる事にしました。

Imag1134

うわぁ、すごく…昭和です…

駅舎、ホーム、車両、そして硬券の切符と
何もかもが時代を感じるモノばかりで
まるでタイムスリップしたかのようでした。

降りた吉原本町駅もまた昭和の趣があり、
この路線は近いうちに終点まで
ガッツリ乗りに来ようと心に決めました。

Imag1152

事前に調べた地図を見る限りでは
駅を出てからホテルまでの道のりは
特に何もなさそうなイメージだったのですが

Imag1156

いかにも地方都市らしいアーケード街が
わりと長く続いていて、
明るい街灯と共に店の中からは
ちょっとした賑わいも聞こえてたりしたので、
こういった意外な出会いも
旅の良さだなって思いました。

■10月8日月曜日

・身延線(富士-甲府)

前日の深夜にオルフェーヴルが出走した凱旋門賞や
To LOVEるダークネスのアニメを見たりで
1時ぐらいまで起きていましたが、
身延線の始発に乗るため4時半に起きて
5時にはホテルを出てタクシーで富士駅へ。

富士駅に着いた頃でも空はまだ真っ暗で
ちょうど東京行きのサンライズ出雲・瀬戸が
停車するところでした。

ホームで身延線の始発が入線するのを待っていたら

Imag1164

ここでも313のロングシートかよ…

甲府まで2時間以上乗り続けるのに
これが来たので泣きたくなりました。

富士を出てもしばらくは空が暗くて
景色もほとんど見えなかったのですが、
富士宮に近づくにつれだんだんと明るくなっていき
富士根あたりでようやく富士山が見えてきました。

Imag1166

いつも見ない方向からの眺めだったので
形が違うなぁと思いました(小並感)

西富士宮までは住宅地を進んでいましたが、
そこから先は列車本数と同様に景色も一変。

ほとんど山に囲まれてあっという間に
富士山が見えなくなってしまいました。

それでも西富士宮-沼久保間の大カーブでは
富士宮の市街地を一望できるバックに富士山という
壮大な景色を見ることが出来て
「おお…」と声を漏らすぐらい感動しました。

そこから先は横を流れる釜無川で景色を楽しみつつ
早朝でガラガラな車内でダラダラ過ごしていると、
山々で囲まれていたところから
田んぼだらけの景色へと変わって行き、
ほどなくして中央本線と合流して甲府に着きました。

・中央本線辰野支線(岡谷-塩尻)

甲府からは中央本線に乗って岡谷へ。

ここでなかなか乗る機会がなさそうな
辰野支線をクリアしておくことに。

岡谷の0番ホームから発車する
飯田線の列車に乗ってひとまず辰野まで。

そこから塩尻行きの列車に乗り換えるのですが…

Imag1216

まーたずいぶん古いのが現れたな

これまで生で拝んだことのない形式の列車を
目の当たりにしてちょっと戸惑ってしまいました。

トンネルばかりの新線ルートとは違って
こちらは山を避けながら曲がりくねって進んでいきます。

ただ、古い車両なので台車の縦揺れと
カーブが連続する線形で
久しぶりに列車酔いしそうになりました…

・飯田線(辰野-豊橋)

塩尻まで行ってからは一旦新線ルートで岡谷まで戻り、
そこから再度飯田線の列車に乗るという回りくどい事を実行。

Imag1247

せっかく飯田線に全区間乗車するので
始発から乗っておきたかったんですよね。

そんなわけで岡谷から豊橋まで
6時間に及ぶ長い長い乗車がスタート。

乗ってからしばらくはわりと住宅のある地帯を進んで
あまりローカル線ぽっくありませんでしたが、
1時間経って高遠原あたりまで来る頃には
ほとんど民家も無くなってきたので、

これよこれこれ

と、期待通りの景色を目にすることが出来ました。

Imag1256

あれは…のどっちの母校!?

飯田あたりで再び住宅地のある景色となりましたが、
天竜峡駅でようやく天竜川が見れるようになってからは
近ごろメディアでよく話題になっている
秘境駅が点在する区間へと突入していき、
横を流れる天竜川や利用客がほとんど居なさそうな
駅舎やホームの廃れ具合を見て楽しみました。

天竜峡駅から1時間ちょっとで中部天竜駅に到着。

Imag1302

今回乗った列車は待合時間がほとんど無いため、
3分だけの停車でしたが頻尿の血が騒いだので
いそいそとトイレへ向かいました。

ここでもうすでに岡谷から乗って
4時間以上経過していたのですが、
終点の豊橋まではまだ2時間弱ほど
かかると考えたら気が遠くなりそうでした。

中部天竜からは天竜川と別れたため
先ほどまでの秘境っぽさは薄まり、
山あり川あり民家があるという
ローカル線ならいたって普通の景色へと
変わってしまいました。

17時を過ぎてあたりもだいぶ薄暗くなり
睡魔との戦いになっていたところで、新城に到着。

新城までは豊橋から乗ったことがあったので、
ここで一応、飯田線は完乗となりました。

あとは見た事のある景色&暗くなって見えない
ということで心置きなく爆睡。

寝落ちしてから40分も立たないうちに
ようやく終点の豊橋までたどり着きました。

Imag1317

◎まとめ

今回の旅で使った『秋の乗り放題パス』について。

3日連続でしか利用できないという
不便な条件が付いていましたが、
3日間で7,500円と値下げされたので、
仮に2日だけしか使わなくても1日あたり3,750円ですし、
豊橋-東京間(片道4,940円)を乗るだけでも
十分に元が取れてしまいます。

それと当たり前の事ではありますが乗り放題なので
乗りたい路線を好きに乗り降りできますしね。

なので、こういった格安なフリー切符が
18きっぷシーズン以外で何も無いよりは

これは有った方がいいな

ってぐらいは思えました。

もちろん18きっぷと同じように
3日または3回を好きなように
乗れるに越したことはありませんけど。

続いて今回の旅そのものについて。

金曜日に東京へ行こうと思いついて
旅程は土曜日に沼津へ向かいながら考える
という行き当たりばったりな旅で
これで上手く行くのか、体力は大丈夫なのか
などいろいろと不安ではありましたが、
何とか無事に計画したとおりの列車に
乗り続けることが出来て良かったです。

鶴見線は思っていた以上に楽しめる路線でしたし、
身延線では富士山を違う角度から拝めましたし、
飯田線は6時間何とか耐えることが出来ました。

また、今回の旅の副産物として

普通列車のグリーン車は乗り継ぎが可能

というのを久里浜駅で発見したので、
久里浜から大船、大船-熱海までの
2列車を1回のグリーン料金で
のんびり座ることが出来たのは収穫でした。

それから今回の旅で神奈川、山梨、静岡と
一気に3県のJR線を完乗することが出来ました。

人生の最終目標は全国のJR線完乗なので
まだまだ先は長いと思っておりますが、
こうして1県でも多くクリアできるようになると
目標に対するやる気がさらに増してきます。

今後の目標としましては
関東のJR線およびJR東海の完乗、
また愛知に住んでいるうちに
愛知県内の鉄道はJR私鉄問わず
全て乗っておきたいと思っているので、
これから来年の夏にかけて
時間が作れたら積極的に出かけて
乗り潰して行こうという意気込みです。

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