魔法少女リリカルなのはの新シリーズが面白い
新シリーズと言いながら
もうすでに連載から数年が経っている
魔法少女リリカルなのはVividと
魔法少女リリカルなのはForceの単行本を
最近になって買い揃えたので
それぞれの感想を書いてみます。
■魔法少女リリカルなのはVivid
タイトルどおり(?)ヴィヴィオがヒロインの物語。
アニメ3期のJS事件から4年が経過しており、
高町なのはさん(23)も
すっかりヴィヴィオのお母さんな雰囲気です。
TVアニメシリーズのような
重大事件が起こることもない平和な時代に
ヴィヴィオを始め小学校~高校生ぐらいの少女たちが
ストライクアーツという格闘技の実力を磨いていき、
インターミドル(ジュニア大会みたいなもの)で
頂点を目指して競い合います。
なので魔法少女モノというよりは
熱血格闘マンガを読んでいるような感覚になります。
それでも藤真センセーの描く
可愛い美少女たちによる戦いなので
バトルによる燃えだけでなく
萌え要素の方も充実しており、
インターミドルが始まってからは
次々に個性と魅力あふれる
キャラクターたちが登場してきます。
また、アニメ3期では敵対していた
ナンバーズ(一部を除く)やルーテシアたちも
すっかり管理局側の人間となり
新たな交友関係を築いているので、
これを読んだ後にアニメ3期を見直すと
また違った面白さが出てきました。
まあアニメ3期を見直さないと
ナンバーズは誰が誰だっけ?
って疑問もあったりするのですが…
とりあえず現段階では
インターミドル3回戦の真っ最中で
これからさらに白熱したバトルが
期待できる展開になっているので、
続巻の発売が待ち遠しくてしょうがないです。
■魔法少女リリカルなのはForce
高町なのはさん(25)でしかも主人公は
トーマ・アヴェニール(♂)ということで、
魔法少女どころか女ですらないじゃん…
と、ツッコミを入れたくなりますが、
こちらはほのぼのとしたVividとは違って
これまでのなのはシリーズを継承した
重大事件を解決するためのストーリーが
展開されています。
事件の首謀者であるフッケバイン一家は
全員エクリプスというウイルスに感染しており、
定期的に殺戮衝動が湧いてしまう
危険な人物たちです。
八神はやてを部隊長とする特務六課が
身柄を確保するために何度か交戦をしますが、
シグナムが瀕死の状態まで陥ったり
八神はやて部隊長も背中を刺されるなど
苦戦しまくりでかなり手を焼いています。
ただ、フッケバイン一家の人らも
生粋の悪者というわけではなく、
殺戮行為もエクリプスに感染しているが
ゆえに仕方なくやっていたり、
生物兵器を生み出す根源を
潰したりもしているなど、
根はイイ人(?)たちばかりなので
なかなか憎めない存在だったりします。
フッケバイン一家にはまだまだ
謎めいたところがたくさんあるので、
事件の解決には当分時間がかかりそうです。
2作品とも連載から数年経過していますが
まだ折り返しも過ぎてないってぐらい
これからさらに熱いバトルを予感させる
展開になっているので、
アニメ化するのも当分先かなあって気がします。
でもVividの方は2期に分けて
やっても良さそうな内容になっていますし、
キタエリボイスのリオが早く観たい(←これ重要)
ので、ドラマCDからキャストの変更がない事と、
早期のアニメ化を希望しています。
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