遠州鉄道全駅下車の旅
■新浜松
2面2線の有人駅。
対向式ホームが2面ありますが、
通常は西側のホームのみ使用してるようです。
JRの浜松駅からは徒歩2~3分のところにあります。
■第一通り
1面1線の有人駅。
新浜松とは500mしか離れておらず、
西鹿島側から来たらザザシティなどの市街地へは
こちらで降りた方が便利かもしれません。
駅名のゲン担ぎでこんなものがありました。
■遠州病院
1面2線の有人駅。
駅名となっている遠州病院の他、
県の庁舎や裁判所などが近くにありますが、
ホームで待っているのは学生が多かったです。
改札内にはひっそりと床屋があったり…
■八幡
1面2線の無人駅(通勤通学時のみ有人)。
新浜松から来る列車はここで最初の離合を行います。
東側に歩いて数分のところに
駅名の由来となったであろう八幡宮がありました。
また、ヤマハ楽器の本社が隣接しており、
駅の周辺はヤマハ楽器の建物だらけです。
■助信
1面2線の有人駅。
八幡-助信間で新規の高架区間となり、
この駅から新しい高架駅が続きます。
駅舎、ホーム、軌道がとても綺麗で、
かなりお金をかけている雰囲気でした。
駅を降りてみると地上区間だった頃の名残があり、
撤去工事の真っ最中でした。
■曳馬
1面2線の有人駅。
駅舎の写真を撮ろうとしたら
電線だらけでどうしようもありませんでした。
■上島
1面2線の有人駅。
この駅からイオン浜松市野への直行バスが
1時間に2本出ているようです。
駅の東側にある駐輪場は広々としており、
その近くには茜色の屋根が鮮やかな住宅地があって、
共に車窓から印象に残る景色でした。
■自動車学校前
1面2線の無人駅。
ここの手前で高架区間が終了となり、
この先はずっと地上駅になります。
駅舎はありませんが、隣接するビルの1階に
券売機のある待合室があります。
ホームの幅が2mちょっとしかないぐらいで、
かなり狭さを感じてしまいます。
■さぎの宮
1面2線の有人駅。
自動車学校前もそうでしたが、
通常ダイヤで離合のない地上駅は
どこも片側のみの使用となっているようです。
(新規の高架駅は離合が無くても両方使用)
軌道を囲むフェンスが比較的低いため、
列車を目と鼻の先で見ることができました。
■積志
1面2線の無人駅。
ここが遠鉄のド真ん中らしく、
新浜松、西鹿島とも16分で行けます。
さぎの宮方には車両接触限界を示す『クリア』が
踏切ギリギリに設置してありました。
■遠州西ヶ崎
1面2線の無人駅。
駅は無人状態ですが、
遠鉄の営業所が隣接しているため、
ここで乗務員の交代があるようです。
営業所内では定期券などを販売していました。
小松方には側線が2本あり、
現在は使われてない電気機関車と
ホッパー車が留置されていました。
■遠州小松
1面2線の有人駅。
ホームは自動車学校前と同じぐらい狭いものの、
駅舎は立派な造りになっています。
私が居た時にちょうど幼稚園児たちが降車してきて、
遠足だったのかな?と思っていたら、
駅の前で親御さんたちが車で迎えに来ていたので、
幼稚園バスの代わりに遠鉄を利用しているようです。
■浜北
1面2線の有人駅。
浜北区の中心地に位置しており、
利用客は乗り降り共にかなり多く
駅舎は近代的な新しい建物で
駅前ロータリーはかなり広々としています。
かつてこの駅で折り返しがあったのか、
東側には使われてない対向式ホームがありました。
■美薗中央公園
1面1線の無人駅。
わりと新しい駅で、ホームは階段ではなく
スロープで昇降する造りになっています。
駅名となっている美薗中央公園とやらは
線路を挟んだ向かい側にあり、
紅梅が見ごろを迎えていました。
■遠州小林
1面2線の無人駅。
私が降りた時は閑散としていましたが、
利用客はそこそこ多いようで、
ロータリーにはタクシーの営業所があり、
バスも1時間に何本か出ているようです。
■遠州芝本
1面2線の無人駅。
小林-芝本間では国道152号を跨ぐために
一部高架区間となっています。
■遠州岩水寺
1面2線の無人駅。
駅舎はログハウス小屋みたいな造りで、
駅名標は全て木材で書いてるこだわりようです。
ホームは狭いながらも無駄に綺麗でした。
■西鹿島
2面2線の有人駅。
駅の南側には車庫や洗車機があり、
新旧の車両が5、6編成ほど留置されてます。
天浜線は裏手の3番ホームからの発車で、
1番ホームの地下通路から行くことが出来ます。
◎まとめ
新浜松から上島までは高架区間で、
駅間の短さや車両の連結部の形状から
モノレールに乗っているような感覚になりました。
ただ、高架区間はどの駅もほとんど同じ造りで
個性に欠けるところがありました。
地上区間になってからも小松、浜北、岩水寺は
印象的な造りの駅舎でしたが、
それ以外はホームと一体化した駅舎ばかりで
撮影する面白みが無かったです。
しかしながら地方の民鉄にしては
多いと思える1時間5本の運行本数や、
初乗り100円の運賃、ロングレールの多用、
各駅にしっかりした駐輪場を無料完備、
地上駅のバリアフリー化など
利便性向上を追求しているところが
随所に感じられて、利用する分には
とても好感の持てる路線でした。
まあ、1日乗車券が遠鉄電車単独のものがなく、
バスか天浜線との共通券しかないってのは
ちょっと使い勝手が悪かったりもしますが…
なので今回は天浜線西ルートの共通券を買って、
西鹿島まで行った後は天浜線に乗り換えて、
新所原から豊橋方面へ帰りました。
次は天浜線を全線乗車しようと思います。
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