やたら運行本数の多い静鉄電車で全駅下車ってきた
毎度おなじみとなった豊橋から
JRの在来線で1時間半ほどかけて静岡駅へ。
関東へ行く途中で荷物も重かったので
リュックをコインロッカーに預けたかったのですが、
ロッカーの数が圧倒的に少なくて
なかなか入れられない上に100円玉が全くなかったので、
ここで無駄に時間をかけてしまうことに…
千円札をくずすために買ったカレーパンを
もぐもぐしながら新静岡駅まで歩いて行きました。
■新静岡
2面3線の有人駅。
JRの静岡駅から徒歩5分ぐらいで着きます。
ただ、セノバの奥にひっそりとあるため、
表通りからだと駅の存在に気付かず
スルーしてしまいそうです。
■日吉町
2面2線の無人駅。
新静岡からは歩いてでも
数分で行けるような場所にあります。
駅前にあるつつじ通りは中央分離帯が
広々としており都会の雰囲気を感じます。
上りホームは臨時改札設置のために
工事をしている最中でした。
■音羽町
1面2線の無人駅。
駅舎はレンガ造りの外壁ながら
公園の遊具を感じさせる門になっています。
近くにアーケードが点在する商店街があるものの、
寂びれているので人通りはほとんどありませんでした。
■春日町
1面2線の有人駅。
国道1号線と住宅地に挟まれているせいか、
ホームがとても狭く感じてしまいます。
駅舎が線路に挟まれており、
下り列車が出発しないと
踏切で駅から出ることが出来ないため、
ここで隣駅の急病人発生による抑止を食らって
10分ぐらい立ち往生してしまいました。
■柚木
2面2線の有人駅。
水色とピンクを基調とした色合いが
パッと見は可愛らしいです。パッと見は…
上りホームへは地下通路を使わないといけないため、
バリアフリー化が待たれるところです。
■長沼
2面3線の無人駅。
駅は無人ですが車両工場や営業所があり、
ここで乗務員の交代をしていました。
ちなみに駅前にはバンダイのでっかい工場があります。
■古庄
2面2線の無人駅。
静鉄の駅は全体的にキャパのない駐輪場が多い中、
ここは立体駐輪場を備えています。
まあそれでも自転車がギッシリ埋まっていましたが…
■県総合運動場
2面4線の無人駅。
駅舎がやたら立派ですが無人駅です。
静鉄にしては珍しく改札が2ヶ所あり、
総合運動場側の改札へ行くには
やたら遠く感じてしまう通路があります。
■県立美術館前
2面2線の有人駅。
美術館の最寄駅ということで、
上下のホームにはそれぞれロダンの作品の
レプリカが展示されています。
ホームの新静岡寄りには
立派な跨線橋があると思ったら
ただの駅ビルでした。
■草薙
2面2線の有人駅。
JRの草薙駅が歩いてすぐのところにあり、
周辺には商店が立ち並んでいます。
駅前にある焼き鳥屋さんが
1本80円という安さだったので
ねぎま、とり、かわを買ってみました。
あっさりした醤油ダレでなかなか美味しかったです。
■御門台
1面2線の有人駅。
春日町と同じく駅の出口が踏切内にあるため、
上り列車が通過するまでは駅を出られないです。
隣接する静鉄ストアでは小規模ながらも
ソーラー発電と風力発電をやっていました。
■狐ヶ崎
1面2線の無人駅。
ここの手前から東海道本線と並走することになり、
ホームで待っていると普通列車ですら
かなりの速度で目の前を駆け抜けていきます。
橋上の駅舎内はなかなかしっかりとした造りで
時間を潰しやすい雰囲気になってます。
駅前には何もありませんが、
池のすぐ向こうに大きなイオンが見えました。
■桜橋
2面2線の無人駅。
県道と東海道本線に挟まれて
用地の確保が難しかったためか、
上下のホームがズレて設置されています。
下りホームの新清水方には
10kmのキロポストが建っていました。
■入江岡
1面2線の無人駅。
ホームが2両ギリギリの長さしかなく、
運転士の停車技術が問われそうな駅です。
ホームから階段を登った先の改札口は
1Rアパートの玄関ぐらいの広さしかなく、
駅の出口は自動ドアという謎の設計です。
また、駅を出たら申し訳程度の路側帯しかなく
すぐ目の前にある車道を車が通過していくので
いろいろと驚かされる駅でした。
■新清水
3面2線の有人駅。
1番ホームの向かい側に降車専用ホームがあります。
JRの清水駅は700mぐらい離れた位置にあり、
あえて場所の差別化を図ってる気がしました。
ホームに降りたら焼き立てのイイ匂いがしたので
釣られて行ってみたら、南口を出てすぐのところに
たい焼き屋さんがあったので、
お茶っ子たい焼きというのを買ってみました。
抹茶あんは悪くなかったのですが、
皮が妙に堅かったです…
◎まとめ
運 行 本 数 多 す ぎ ィ !
遠鉄の1時間5本ですら多いと思っていましたが、
こちらは1時間9本の6~7分という運転間隔。
駅間の距離も1キロ未満のところばかりで
沿線も下町情緒あふれる風景が多いため、
都電荒川線と同じような雰囲気がありました。
草薙まで2両編成の車内は常に席が埋まっており、
地域の足として根付いているところを感じました。
ただ、全体的に駅が古びてきており、
車両は全て旧式のステンレスタイプだったり、
各駅とも駐輪場がギッシリ埋まってたりと
設備の更新にお金をかける様子が
あまり見られないところは残念でした。
乗務員の方は「13春闘」と書かれた
バッジを付けていたので給料も安いんだろうなぁ…
なのでもし静鉄と遠鉄に就職するんだったら
後者を選ぶことになりそうです。
次回は月末に天浜線全線乗車を考えています。
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