« あの名言が生まれた七森駅に行ってきました | トップページ | 先週末に行った路線やイベントあれこれ »

2013年3月21日 (木)

やたら運行本数の多い静鉄電車で全駅下車ってきた

静岡の私鉄完乗計画第3弾。

Dscf9624

もう1週間ほど経ってしまいましたが、
先週の金曜日(15日)は
県庁所在地の静岡市内を走っている
静岡鉄道で全駅下車してきました。

毎度おなじみとなった豊橋から
JRの在来線で1時間半ほどかけて静岡駅へ。

関東へ行く途中で荷物も重かったので
リュックをコインロッカーに預けたかったのですが、
ロッカーの数が圧倒的に少なくて
なかなか入れられない上に100円玉が全くなかったので、
ここで無駄に時間をかけてしまうことに…

千円札をくずすために買ったカレーパンを
もぐもぐしながら新静岡駅まで歩いて行きました。

■新静岡

Dscf9531

2面3線の有人駅。

JRの静岡駅から徒歩5分ぐらいで着きます。

ただ、セノバの奥にひっそりとあるため、
表通りからだと駅の存在に気付かず
スルーしてしまいそうです。

■日吉町

Dscf9553

2面2線の無人駅。

新静岡からは歩いてでも
数分で行けるような場所にあります。

駅前にあるつつじ通りは中央分離帯が
広々としており都会の雰囲気を感じます。

Dscf9555

上りホームは臨時改札設置のために
工事をしている最中でした。

■音羽町

Dscf9562

1面2線の無人駅。

駅舎はレンガ造りの外壁ながら
公園の遊具を感じさせる門になっています。

近くにアーケードが点在する商店街があるものの、
寂びれているので人通りはほとんどありませんでした。

■春日町

Dscf9579

1面2線の有人駅。

国道1号線と住宅地に挟まれているせいか、
ホームがとても狭く感じてしまいます。

駅舎が線路に挟まれており、
下り列車が出発しないと
踏切で駅から出ることが出来ないため、
ここで隣駅の急病人発生による抑止を食らって
10分ぐらい立ち往生してしまいました。

■柚木

Dscf9599

2面2線の有人駅。

水色とピンクを基調とした色合いが
パッと見は可愛らしいです。パッと見は…

上りホームへは地下通路を使わないといけないため、
バリアフリー化が待たれるところです。

■長沼

Dscf9617

2面3線の無人駅。

駅は無人ですが車両工場や営業所があり、
ここで乗務員の交代をしていました。

Dscf9618

ちなみに駅前にはバンダイのでっかい工場があります。

Dscf9620

■古庄

Dscf9626

2面2線の無人駅。

静鉄の駅は全体的にキャパのない駐輪場が多い中、
ここは立体駐輪場を備えています。

まあそれでも自転車がギッシリ埋まっていましたが…

■県総合運動場

Dscf9637

2面4線の無人駅。

駅舎がやたら立派ですが無人駅です。

静鉄にしては珍しく改札が2ヶ所あり、
総合運動場側の改札へ行くには
やたら遠く感じてしまう通路があります。

Dscf9636

■県立美術館前

Dscf9650

2面2線の有人駅。

美術館の最寄駅ということで、
上下のホームにはそれぞれロダンの作品の
レプリカが展示されています。

ホームの新静岡寄りには
立派な跨線橋があると思ったら
ただの駅ビルでした。

Dscf9652

■草薙

Dscf9660

2面2線の有人駅。

JRの草薙駅が歩いてすぐのところにあり、
周辺には商店が立ち並んでいます。

駅前にある焼き鳥屋さんが
1本80円という安さだったので
ねぎま、とり、かわを買ってみました。

Dscf9665

あっさりした醤油ダレでなかなか美味しかったです。

■御門台

Dscf9670

1面2線の有人駅。

春日町と同じく駅の出口が踏切内にあるため、
上り列車が通過するまでは駅を出られないです。

隣接する静鉄ストアでは小規模ながらも
ソーラー発電と風力発電をやっていました。

■狐ヶ崎

Dscf9683

1面2線の無人駅。

ここの手前から東海道本線と並走することになり、
ホームで待っていると普通列車ですら
かなりの速度で目の前を駆け抜けていきます。

Dscf9680

橋上の駅舎内はなかなかしっかりとした造りで
時間を潰しやすい雰囲気になってます。

駅前には何もありませんが、
池のすぐ向こうに大きなイオンが見えました。

■桜橋

Dscf9690

2面2線の無人駅。

県道と東海道本線に挟まれて
用地の確保が難しかったためか、
上下のホームがズレて設置されています。

下りホームの新清水方には
10kmのキロポストが建っていました。

Dscf9688

■入江岡

Dscf9702

1面2線の無人駅。

ホームが2両ギリギリの長さしかなく、
運転士の停車技術が問われそうな駅です。

ホームから階段を登った先の改札口は
1Rアパートの玄関ぐらいの広さしかなく、
駅の出口は自動ドアという謎の設計です。

また、駅を出たら申し訳程度の路側帯しかなく
すぐ目の前にある車道を車が通過していくので
いろいろと驚かされる駅でした。

■新清水

Dscf9713

3面2線の有人駅。

1番ホームの向かい側に降車専用ホームがあります。

JRの清水駅は700mぐらい離れた位置にあり、
あえて場所の差別化を図ってる気がしました。

ホームに降りたら焼き立てのイイ匂いがしたので
釣られて行ってみたら、南口を出てすぐのところに
たい焼き屋さんがあったので、
お茶っ子たい焼きというのを買ってみました。

Dscf9719

抹茶あんは悪くなかったのですが、
皮が妙に堅かったです…

◎まとめ

運 行 本 数 多 す ぎ ィ !

遠鉄の1時間5本ですら多いと思っていましたが、
こちらは1時間9本の6~7分という運転間隔。

駅間の距離も1キロ未満のところばかりで
沿線も下町情緒あふれる風景が多いため、
都電荒川線と同じような雰囲気がありました。

草薙まで2両編成の車内は常に席が埋まっており、
地域の足として根付いているところを感じました。

ただ、全体的に駅が古びてきており、
車両は全て旧式のステンレスタイプだったり、
各駅とも駐輪場がギッシリ埋まってたりと
設備の更新にお金をかける様子が
あまり見られないところは残念でした。

乗務員の方は「13春闘」と書かれた
バッジを付けていたので給料も安いんだろうなぁ…

なのでもし静鉄と遠鉄に就職するんだったら
後者を選ぶことになりそうです。

次回は月末に天浜線全線乗車を考えています。

Dscf9544

Dscf9658

|

« あの名言が生まれた七森駅に行ってきました | トップページ | 先週末に行った路線やイベントあれこれ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。