高山・奥飛騨で氷菓の舞台探訪してきた
普段あまり聖地巡礼は好んで行かないのですが、
先日TSUTAYAで借りた氷菓のDVD映像特典で
スタッフがロケハンしてる様子が映されており、
聖地巡礼して、どうぞ
と言わんばかりの内容で、
自分もその場所に行ってみたいという欲が
どんどん高まってしまったので、
先週は高山で桜の名所めぐりするついでに
氷菓の舞台となった場所にも訪れてみました。
高山に着いたのは朝8時ごろ。
駅を出るとさっそく氷菓Ver.のラッピングバスに遭遇。
え る た そ ~
このまちなみバスに1日乗り放題の乗車券が
氷菓バージョンになってるのが発売されていたので、
駅前のバスセンターで買ってみることに。
裏面には氷菓の舞台探訪地図が掲載されており、
どうやら街を挙げて聖地巡礼を推奨しているようでした。
ただ、まちなみバスは右、左回りで
それぞれ一時間おきにしか運行が無いため、
結局一度も乗れる機会が無かったです…
高山駅からは国分寺通りのアーケードを通って、
まずは宮川に架かる鍛冶橋や弥生橋へ行ってみました。
このあたりは宮川朝市をやっており、
早朝から観光客でにぎわっていました。
川沿いに垂れる柳や満開のソメイヨシノ、
鯉が泳いでいたりと景観が素晴らしかったです。
続いては古典部シリーズ原作者の母校で
神山高校のモデルとなった斐太高校へ。
高校の手前にある橋が工事中だったのは残念でしたが、
校舎とグラウンドの間にある道はソメイヨシノが満開で
1話と同じような雰囲気を感じることが出来ました。
この後は北山を経由しつつ鍛冶橋まで戻り、
1、4、10話で描かれた鍛冶橋交差点にある
喫茶店で高山バーガーを食べました。
飛騨牛100%のパテは凄く美味しかったのですが、
ソースが太田胃酸みたいな味だったのが
ただただ残念だったです…
ハンバーガーを食べた後は駅前のバスセンターから
新穂高行きのバスに乗車して奥飛騨へ向かいました。
高山市内を突っ切ったら20分ほどで山道となり、
スキー場を過ぎたあたりからは周りは残雪だらけ、
特にループ橋のところではすり鉢状になった底に
平湯温泉街が見える光景が圧巻でした。
そんなわけで高山から1時間ほどで、
7話の舞台となった奥飛騨平湯温泉に到着。
まずはバスのセット券に付いていた食事を注文。
豆乳しゃぶしゃぶ鍋の火がなかなか通らなくて
肉をしゃぶしゃぶ出来るまで時間はかかりましたが、
待ってる間に食べた大根の煮物は
味がしっかりしみていて美味しかったです。
また、左上にある豆乳も時間が経てば豆腐になり、
出来たてを食べている食感でした。
お昼ごはんでお腹いっぱいになった後は、
7話で奉太郎たちが入浴していた平湯の湯へ。
敷地内には合掌造りの家屋が建っており、
中を覗いてみると柱とか襖に歴史を感じました。
合掌造りの先に行くと露天風呂があったのですが、
明確な入浴料が設定されていないため、
脱衣所の前に設置されている『寸志箱』に
お金を投入するシステムでした。
とりあえず寸志箱に500円玉を入れて
脱衣所で脱いでお風呂場へ。
中は洗い場も何もない露天風呂だけ
というシンプルな造りでしたが、
周りの自然に囲まれた中だからこそ
こういう方が雰囲気にマッチしていると思いました。
まだ雪が残ってるぐらい肌寒かったので、
少し熱めのお湯がとても気持ち良かったです。
平湯の湯の次はバスの発着所となっている
アルプス街道平湯でも入浴しました。
こちらは建物の3階にある露天風呂から
遠くに見えるアルプスの山々を眺めることが出来ました。
また、平湯の湯もアルプス街道平湯も
泉質は黄土色に濁っており、
風呂上がりに白いタオルで体を拭いたら
タオルが茶色くなってしまいました…
こうして平湯温泉を3時間ほど満喫した後は
バスで再び高山市内へ戻ることに。
今回購入した『平湯温泉満喫バスプラン』は
高山⇔平湯温泉のバス往復券の他に
3種類から選べる鍋の食事券、ドーナツ、紅茶、
アルプス街道平湯の入浴券、タオルが付いて
普通にバスを往復で乗るのと
ほとんど変わらないぐらいの料金だったので、
かなりお得感がありました。
バスで高山市内に戻った頃にはもう夕方になっており、
帰りの列車の時刻まで残り2時間という限られた中で
桜の名所へ行きつつも駆け足でいくつか回ってみることに。
まずは10話で描かれた古い町並みを通り、
3話でえるたそが悩みを打ち明けた喫茶店へ。
それから中橋を通ってさらに進んだ先にある
一本杉白山神社(2話)や八軒町通り(11話)へ。
ここから本町通りまで引き返して、
OPタイトルで印象的な招き猫っぽい像や
11話で奉太郎が座っている
鍛冶橋駐車場のベンチを見つけました。
この時点でもう日が暮れてしまったので、
聖地巡礼はここでお開きにして
高山駅へ戻る前にお土産屋さんに寄りました。
氷菓の米菓とかいうしょーもない煎餅と
アニメのシーンが描かれたプレート入りの
ウエハースを購入。
大量の「氷菓」が書かれた煎餅のパッケージには
いくつか「米菓」が混ざっているとの事でしたが、
この字体じゃかなり見分けづらいです。
◎まとめ
昨年の秋に紅葉目的で訪れた時は
それほど意識してなかったせいもあってか
あまり目にしませんでしたが、
今回は高山市内や平湯温泉の
至るところで氷菓のポスターを見かけ、
街中総出でPUSHしている事を感じました。
アニメ内でごくごく自然に
高山の街並みを背景に描いているため、
老舗とかに氷菓のポスターが貼られていても
不思議と違和感は無かったです。
ただ、今回は桜の名所と並行して回ったため、
高山市図書館(18話)、日枝神社(20話)や
隣駅の飛騨一ノ宮にある水無神社(最終話)など
いくつか行けない場所もありました。
それと…最後の最後でこれを書くのも何ですが、
氷菓は高山が舞台という事で
岐阜チャンネルでは放送されていたのですが、
その場合は隣のテレビ愛知じゃ映さない
という糞すぎる法則が発動し、
さらに今の住まいではBS放送も見れない環境のため、
実はまだ先日TSUTAYAで借りた
DVD6巻(12話)までしか見ていなかったり…
なので次に来る時はDVDが全巻出揃ってから
最終話までしっかり見た上で、
今回行けなかったところを中心に
一日か二日かけてじっくり回ろうと思います。
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