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2013年9月22日 (日)

グリーン紀行で巡る四国一周の旅(後編)

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前半の2日間で愛媛、香川、徳島を回ったので、
後半の2日間は高知を中心に回りつつ
JR四国の全線完乗を目指しました。

■9月17日(火曜日)

◎土讃線(多度津-高松)

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高松からしまんとに乗って一気に高知へ。

多度津で予讃線と別れたら
あっという間に田舎な景色に変わり、
琴平からの非電化でそれがさらに色濃くなりました。

佃の手前にある大カーブでは
進行方向右手に見える景色が壮大でした。

阿波池田から大歩危にかけては
渓谷の真横を走り抜けていき、
所々で霧がかかってるところもありましたが、
車窓から絶景を眺めることが出来て、
この区間だけは特急よりも普通列車で
のんびり見たかったと思いました。

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後免まで来るとようやく住宅が目立つようになり、
国分川を渡ったら高知市街が見えてきました。

高知駅は木造の円弧状の屋根が特徴的で、
そのデザインの美しさに惚れ惚れしました。

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◎土佐くろしお鉄道阿佐線(後免-奈半利)

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高知から奈半利行きの列車に乗って
そのまま土佐くろしお鉄道に突っ込んで行きました。

クロスシートの窓側は全て埋まっていたので、
仕方なくロングシートに腰を下ろすことに。

後免から大きなカーブを曲がりくねっていくと後免町、
それからのいちまでは街の中を走り、
やがて住宅の数が減っていくと同時に海に近づいて、
見渡す先に何も見えない太平洋の大海原が
広がる景色へと変わっていきました。

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全線に渡ってほぼ高架で規格も良いため、
乗り心地も抜群に良かったです。

また、やなせたかし氏が育った地ということで、
各駅ごとに氏がデザインしたキャラクターが描かれており、
車内にはそれらの誕生エピソードが書かれていました。

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◎土佐電気鉄道後免線(後免町-はりまや橋)

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奈半利で折り返したら後免町まで戻って、
ここで土佐電の全線乗車を開始。

一日乗車券を買ってさあ全部乗るぞ!
と、意気込んでいるところにやって来たのが…

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何これちょお萌えるんですけど

伝統ある日本最古の路面電車で
こんなラッピング列車を拝めるとは
全く思いもしませんでした。

ちなみに彼女はホームラングループの
ランちゃんという名前だそうです。

後免町を出ると、車道と合流してすぐに
堂々と車道の真ん中を走って行き、
いかにも路面電車らしくなるのですが、
すぐにまた専用軌道へと逆戻り。

しかも専用軌道に切り替わるところは信号も無く、
斜めに横切る形で車がドンドン流れていくので、
乗ってるだけの私でも見ていて怖かったです。

その後、一条橋と清和学園前では

ここ停留所の間隔50mもないだろ…

それから舟戸の近辺では道路、軌道、住宅という並びで

家ごとに踏切とか危なすぎィ!

とか、いろいろツッコミどころが多かったです。

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知寄町から再び道路の真ん中を走るようなってから
沿線もすっかり街中の景色へと変わり、
そこからあっという間にはりまや橋まで行きました。

はりまや橋から一つ先の堀詰で降りて、
銀行→アニメイトと寄った後にひろめ市場へ。

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市場の中には飲食店を始めいろんな店が入っており、
買ったものをフードコートで食べる形式になってました。

私の目当てはもちろんカツオのたたきだったのですが、
その専門店は数ある店の中でも人気は断トツで
行列も出来ているため、10分ぐらい並ぶことに。

塩とタレどちらも食べられるたたき定食を注文。

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分厚く切られていましたが、
身がとても柔らかくて美味しかったです。

また、その場で炙っているため藁の香りもしました。
味は断然タレの方が好みでした。

◎土佐電気鉄道井野線(はりまや橋-井野)

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ひろめ市場からは大橋通の方が近かったのですが、
律儀に堀詰まで戻って井野線に乗車。

鏡川橋からは一気に本数が減るため単線となり、
橋を渡るところで専用線になったのも束の間、
また路面電車へと逆戻り。

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しかも今度は対面通行の片側を利用しているため、
電車が来ると車はほぼ離合不可の状態に。

オマケに道路工事をやってるところもあったりして、
ドライバーの運転難度がかなり高そうでした。

朝倉駅前を過ぎるとようやく専用軌道となりますが、
後免線と同様に住宅や店の前を
いちいち舗装していて踏切だらけでした。

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終点の井野は待合室が新しくなっており、
はりまや橋方にはかつて車庫があった頃の
線路の跡が残っていました。

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◎土佐電気鉄道桟橋線(桟橋通五丁目-高知駅)

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井野から折り返してはりまや橋まで戻り、
桟橋線へと乗り換える前に
はりまや橋を撮っておきました。

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撮っている間にタイミングよく
桟橋通五丁目行きの列車が来てくれたので乗車。

はりまや橋でほとんど乗客が降りていたため、
ガラガラな車内で一番前に陣取って
前方の景色を眺めることにしました。

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緑化事業の一貫なのか、この路線では所々で
軌道敷内が芝生になっているところがあります。

終点の一つ手前にある桟橋通車庫前には
土佐電の車両がいっぱい待機していました。

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桟橋通五丁目から今度は高知駅方面へ。

最初から乗客は私1人だけで、
その後もポツポツ乗ってくる程度のまま
あっという間に終点の高知駅に到着。

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時間帯にもよるのでしょうが、
こんな状態なのに7分間隔で運行して
採算は取れているのかと心配になりました。

◎JR土讃線(高知-窪川)

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再び高知駅に戻ったらカツオ人間のお土産を買って、
発車時間が迫っていた南風11号に乗車。

井野までは土佐電と同様の景色でしたが、
徐々にローカルな風景へと変わっていきました。

須崎を過ぎるとようやく海が見えるようになりますが、
ほとんど周りに民家が無いような山の中を走ります。

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窪川で乗務員が交代しましたが、
引き続き乗車して土佐くろしお鉄道へと入りました。

◎土佐くろしお鉄道宿毛線(窪川-宿毛)

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窪川のお隣、若井駅を過ぎるとトンネルに入り、
その先に予土線との分岐点があります。

その後、今度は長い長いトンネルに入るため、
景色が見れずに少し退屈してしまいます。

土佐佐賀を過ぎたあたりで海が見えるようになり、
須崎-窪川間よりもこちらの方がよっぽど
沿線に人が住んでいる雰囲気でした。

中村で南風から普通列車に乗り換え。

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地元の高校生たちで車内は満席でした。

中村を出るとさっそく四万十川を渡りましたが、
だいぶ河口付近のためあまり綺麗じゃなかったです。

この区間は阿佐線と同様にほとんど高架で、
整った軌道を走って行きましたが、
乗務員がまだ見習い中の人で、
停車時の減速のタイミングが早かったりしたので、
ベテランの方が横で付きっ切りで指導していました。
めげずに頑張ってもらいたいです。

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終点の宿毛では折り返しの特急まで1時間以上あったので、
駅の周りをブラブラしつつスーパーやコンビニで
翌日の朝食などを買っておきました。

この日の夜は窪川まで戻って
駅の近くにある美馬旅館に宿泊。

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遅めの到着になってしまいましたが、
魚料理中心の夕食を出していただきました。

お風呂も浴槽は小さめでしたが、
木の浴槽でのんびり浸かる事が出来て、
たまには旅館で泊まるのもいいなって思いました。

■9月18日(水曜日)

◎JR予土線(若井-北宇和島)

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窪川から宇和島行きの始発に乗車。

全てロングシートの座席には地元の学生たちが5、6人と
沿線に配達するとおぼしき新聞の束が乗っていました。

家地川から四万十川が並行するようになり、
土佐大正-土佐昭和間ではトンネルを抜けるごとに
橋梁で四万十川を渡って行きました。

山あいの中なので所々で朝日が陰ったり、
霧が立ち込めて視界が悪いところもあったので、
乗るなら昼から夕方にかけてが良さそうだと思いました。

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江川崎の手前で四万十川と別れますが、
すぐにまた支流が並走して
山と川が大半を占める景色が続きます。

吉野生あたりからはカーブの連続で、
30~40km/hの低速走行となりますが、
駅間の距離も詰まっているので
そこまで遅くは感じませんでした。

北宇和島で予讃線と合流しますが、
そのまま宇和島まで乗車。

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宇和島の駅舎はホテルが併設しており、
とてもしゃれた雰囲気でした。

◎JR予讃線(宇和島-伊予長浜-伊予市)

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宇和島から宇和海に乗車。

宇和海と名の付く列車名のわりには
内子線など内陸部のルートを通りますし、
宇和島-八幡浜間でも伊予吉田の手前で
ちょこっと海が見える程度でした。

八幡浜で伊予長浜経由の普通列車に乗り換えて、
伊予大洲から先で海岸ルートに入りました。

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海岸ルートに入ってからも
しばらくは内陸部を走っていましたが、
横を流れる肱川がだんだん広がっていき、
河口に近づいたところで別れて伊予長浜に。

そしてここから先はずっと海岸沿いを走り、
トンネルもほとんどないため
瀬戸内海をじっくり堪能することが出来ました。

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高野川で海から離れ、向井原で短絡ルートと合流。
その次の伊予市から伊予鉄に乗り換えました。

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◎伊予鉄道郡中線(郡中港-松山市)

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伊予市駅を出て歩いてすぐのところにある
郡中港から伊予鉄に乗車。

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発車時刻が迫っていましたが車内はガラガラ。

それでも松山市駅に着く頃には
満席になるだろうと思っていたのですが、
最後まで空席が目立ったままでした。

伊予鉄これで大丈夫なのか…?

各駅とも昔ながらの雰囲気を残しており、
時間があれば途中下車してみたくなりました。

松山市駅に着いたら
以前からずっと美柑アイコンで親しくしていた
@del_thさんとお昼ごはんに鯛めしを食べたり、
メロンブックスやらしんばんで買い物しました。

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メロンは普通の大きさでしたが、
隣にあるらしんばんは品揃えが豊富で、
同人誌とラバーストラップを買ってしまいました。

◎JR予讃線(松山-丸亀)

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JR松山駅まで戻ってしおかぜに乗車。

初日にも乗りましたが、
真っ暗で景色が何も見えなかったので、
日が昇ってる時に改めて。

松山を出てからしばらくは
住宅よりも田んぼや山が目立つ景色でしたが、
その後大浦から海岸沿いになって、
先ほど乗った伊予長浜あたりよりも
水が透き通って見えました。

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本来ならこのまましおかぜに乗って
岡山まで行くつもりだったのですが、
2日目に予定を変更して行けなくなった
丸亀駅のうどん屋へ行ってみることに。

そんなわけで駅の高架下にある将八うどんで、
しょうゆうどんちくわ入りを注文。

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麺は滑りまくるぐらいつるつるでしたが、
そのわりにコシがないので
私にとっては食べやすかったです。

ただ、ちくわ天はサクサクなのを期待していたので、
食感がちくわそのものだったのが少々残念でした。

◎JR本四備讃線(坂出-茶屋町)

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20年前にこの区間を乗車した時は
児島から宇多津へ行くルートだったので、
今回は坂出から児島へ行くルートで乗ることに。

丸亀から坂出までサンポートで移動し、
坂出からマリンライナーに乗車。

坂出を出てからしばらくすると三叉路で右へ大きくカーブ。

2日前にも見た場所ですが、
実際に進んで行くとよりスケールの大きさを感じました。

カーブの先で宇多津からのルートと合流。

ほどなくして高速道路も合流して海の上を走って行きました。

前方の景色や瀬戸内海に浮かぶ島々を
眺められてとても楽しかったです。

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茶屋町からも引き続きマリンライナーに乗って岡山へ。

岡山からはのぞみ、ひかりと乗り継いで
豊橋へ帰り着きました。

◎まとめ

20年ぶりの四国でしたが、
以前の記憶はほとんど残っていなかったので
松山や八幡浜も含めて
どこも初めて見る景色ばかりでした。

当たり前ですが四国そのものが海に囲まれているので、
海を眺める機会が多かったですし、
予讃線、土讃線、徳島線のように
川と並走している路線もあって、
景色を楽しめる要素が多いのも良かったです。

また、20年も経つと車両も変わるもので、
特急列車は写真で見ることがありましたが、
内装は列車ごとに多少異なっていましたし、
普通列車は四国のイメージカラーである
水色以外にも緑が主体の車両もあったりして、
いろいろ勉強になりました。

それからアンパンマン列車は
高知だけでしか見られないと思っていたら
しおかぜや宇和海、さらには普通列車にも
ラッピングされていました。

また、スタンプラリーもやっており、
四国全体でアンパンマンを推していました。

ま、バリィさんも愛媛以外のお土産屋さんで
グッズを見かけることが多々ありましたが…

今回の目的はJR四国と土佐くろしお鉄道の
完乗をメインとしていたため、
松山以外ではあまり観光できませんでしたし、
琴電や伊予鉄にもほとんど乗れなかったので、
次回はこれらを目的として
計画を立ててみようと思います。

できれば来年か再来年あたりで!

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