エロマンガ先生1巻の感想~続きが気になる始まり~
高校生ラノベ作家の和泉マサムネは
家庭の事情で義理の妹と二人暮らし。
しかし義妹は部屋にずっとひきこもっており、
会話はもちろん顔すら全く見られない状態。
そんなある日、自身の書いているラノベの挿絵担当が
何と自分の義妹であるというのを知り、
それがキッカケで二人は1年ぶりに顔を合わせることに。
が、その後も義妹のひきこもり生活は相変わらず。
それでも何とか義妹を部屋から出すために
マサムネが人気作家とのラノベ対決を繰り広げながら
奮闘して行くというのがだいだいのあらすじです。
◎和泉マサムネ(C.V.豊永利行)
現役高校生ラノベ作家。
すでに作家歴は3年ほどになるようですが、
少し前に初めてシリーズを完結させたばかりで、
それまでは打ち切り続き&メディアミックス化も未経験な
知ってる人だけが知っている程度の中堅作家。
高校生活をしながら家事や仕事もこなしており、
寝る暇はあるのか?と心配になるぐらい
タイトな日々を送っています。
それに加え部屋に引きこもってばかりの義妹を
何とか部屋から出そうとアレコレするのですが、
その行動原理が完全にシスコンというか、
義妹だから純粋に恋してるような感じなので
ちょっと可愛く思えます。
前作の京介と同じく普段は常識人だけど、
一度火が付いたらどこまでも突っ走る
エロゲ主人公タイプです。
◎和泉紗霧(C.V.大久保瑠美)
マサムネの義妹で、中学生でありながらも
ラノベの挿絵を担当しているイラストレーター。
ペンネームが本作のタイトルであり、
その名前に恥じないえっちな絵を描いているようですが、
名前そのものは恥ずかしいためマサムネにそう呼ばれても
「そんな名前の人、知らない」などとしらばっくれます。
このペンネームの由来にも
何かしらの理由がありそうですが果たして…?
部屋にずっとひきこもっているイメージ通り
身体は華奢でぺったんこ、声も小さく体力も無いので
激しく動いたらすぐ息切れしてしまいます。
いかにも守ってあげたくなるタイプですね。
そして何よりかんざきひろ先生の絵が
非常にマッチしているロリータフェイスで、
まあ可愛すぎます。
今後主人公と接していくうちに
どう成長していくのかとても楽しみです。
◎山田エルフ(C.V.ゆかな)
自身の作品がオリコン1位やアニメ化するなどで
調子に乗りまくっている売れっ子作家。
1巻の途中から和泉家の隣にある空き家へ引越してきて、
マサムネとエロマンガ先生(挿絵担当)を賭けて
勝負していくうちに仲良くなります。
紗霧と同じく中学生ですが学校には行っておらず、
印税暮らしで毎日ゲームを始めとする趣味を満喫しており、
〆切がヤバくなると超人的スキルを発動させて
高速で原稿を書き上げてしまうという
何とも羨ましい生活を送っています。
言葉遣いも厨二病すぎて
前作の誰かさんが「暗」とすれば
こちらは「明」な雰囲気の痛い性格なのですが、
料理上手という点でやはり惹かれるものがあります。
◎神野めぐみ(C.V.東山奈央)
不登校の紗霧を学校へ来させようとするクラス委員長。
クラス委員長のわりに真面目なオーラはこれっぽっちもなく、
隙あらば主人公を誘惑してくる○ッチですが
ドM的にはたまらないです。
学校どころか部屋すら出てこない紗霧とは
電話で話すところまでしかこぎつけていませんが、
クラスメイト全員を和泉家の前に連れてきてまで
紗霧を登校させようとする行動力と人望はあるようなので、
紗霧もこの子が率いるクラスなら
急に登校してきても浮かずに済むんじゃないかって思います。
いずれあやせたんのような感じで
主人公に惚れることになる展開を期待しています。
この他にも和泉とはクラスメイトの本屋の子や
ラノベの担当編集の女性も登場してきますが、
人物紹介や本編でもイラストが無くて
まだキャラクターイメージが掴めないため今回は割愛。
メインの4人については
マサムネはのうコメの主人公っぽいから、
紗霧はあっちこっちのヒロインみたいなボソボソ声、
エルフは金髪で高飛車なちょろイン、
めぐみはビッ○だからって理由で、
読んでいるうちに脳内C.V.は以上のように再生されました。
1巻のラストではエルフとの勝負に勝ったマサムネが
紗霧に目の前で新作の原稿を読んでもらうことになるのですが、
あらかた読み終えた後に意外な展開が待ち受けていました。
その時に放った紗霧の言葉、
そしてその後のエピローグで取った行動の真意が
一体どういうことなのか気になってしょうがないので、
2巻の発売がとても待ち遠しいです。
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