ゆゆ式2期をやるために必要な原作のストックを調べてみた
とある殺し屋アニメがOVAやBD-BOXで
円盤大爆死からの逆転劇を演じたことで
ゆゆ式もファンの頑張り次第で2期の可能性が…?
という期待がにわかに高まりつつありますが、
万が一に実現したとしてもゆゆ式のアニメは
ほとんど原作準拠で構成されていたので、
原作のストックもあんまり無いと思われがちです。
そこで本当はどのくらい原作のストックが残っているのか、
また2期を実現するためにはあとどのくらいストックが必要なのか
過去に書いた記事を参考に調べてみることにしました。
まずは各巻ごとの原作ストック率を出します。
◎4コマ本数
単行本1冊に掲載されている4コマの総数。
巻頭のカラーページは尺の長さを考慮して、
1ページあたり4コマ1本分で計算。
(※各話の扉絵は含めていません)
◎ストック率
アニメで使われなかった4コマの本数から
1巻あたりに掲載されている4コマの総数で割った数字。
アニメ未使用本数÷4コマ本数
◎純ストック率
アニメで使われなかった4コマの本数から
1期で使われた話の流れや倫理上(下ネタなど)の理由で
2期では使用できない4コマの本数を引いて、
それを1巻あたりに掲載されている4コマの総数で割った数字。
(アニメ未使用本数-アニメ不可本数)÷4コマ本数
■第1巻
4コマ本数 200本
アニメ未使用本数 60本
アニメ不可本数 15本
(みかん、嗅ぎ煙草、やきとり、富士山、パズル)
ストック率 30.00%
純ストック率 22.50%
■第2巻
4コマ本数 199本
アニメ未使用本数 23本
アニメ不可本数 8本
(鳥の十戒、パペマペ)
ストック率 11.56%
純ストック率 7.54%
■第3巻
4コマ本数 197本
アニメ未使用本数 35本
アニメ不可本数 6本
(本気で死ぬよ?、鬼角、ねっちょり)
ストック率 17.77%
純ストック率 14.72%
■第4巻
4コマ本数 201本
アニメ未使用本数 75本
アニメ不可本数 6本
(飲酒、スイカ、手から気持ち)
ストック率 37.31%
純ストック率 34.33%
■第5巻
4コマ本数 201本
アニメ未使用本数 168本
アニメ不可本数 3本
(リボーの法則)
ストック率 83.58%
純ストック率 82.09%
■第6巻(※途中)
4コマ本数 146本
アニメ未使用本数 146本
アニメ不可本数 0本
ストック率 100.00%
純ストック率 100.00%
■総計
4コマ本数 1134本
アニメ未使用本数 507本
アニメ不可本数 38本
ストック率 44.32%
純ストック率 41.00%
2、3巻あたりはほぼ出し尽くしていますが、
1、4巻は使われてない話も結構あり、
5巻にいたってはほぼ未使用のため、
これらに加えて6巻の収録予定分を含めたら
ストック率はすでに4割を超えています。
2期も1期と同じぐらい原作の話を使うと仮定したら
ストック率は5割に達すれば良いわけですし、
1期で使用された4コマの本数は637本なので、
637(使用本数)-469(未使用本数-使用不可本数)=168本
つまり三上先生があと168本描ければ
2期をやるのに十分なストックが貯まる事になります。
ただ、168本と言ってもきららで毎月掲載しているのは
8ページの場合でも扉絵を除けば15本なので、
168(ストック5割達成本数)÷15(ひと月あたりの本数)=11.2≒11
少なくとも11ヶ月はかかる事になります。
また、倫理上の都合などでアニメには出来ない話が
今後も出てくるでしょうからストックが貯まるまでは
あと1年かかると考えた方が良いでしょう。
ま、三上先生がキャラットやMAXなどへ
頻繁に出張してくれたら一気に短縮できますが(チラッ
私の中ではまだまだ燃え尽きることはありませんが、
世間の熱が冷めきってしまわないうちに
(あと、種ちゃんが縁ちゃんの声を忘れないうちに…)
アニメ2期が実現してくれることを切に願うばかりです。
画像:©三上小又(芳文社)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント